狂犬病のお話③

 狂犬病は咬まれてうつる、人と動物の非常に危険な病気です。犬以外でも猫でもアライグマでも、ハムスターでも狂犬病に感染している動物にかみつかれたら感染します。致死率が高い病気としてギネスブックに掲載されているとの事です。

 また、ロシアからの不法上陸した犬が危険視されています。実際はもう日本に上陸しているかもしれません。

 では実際上陸していたらどういうことになるでしょうか?治療しない病気ですので動物の場合、感染がわかれば安楽死になります。犬猫問わずです(鳥インフルエンザや口蹄疫の場合、周辺の鳥と牛は感染の有無に関わらず安楽死でしたね)。人の感染は100%死亡します。家畜法定伝染病に指定されている病気ですから厳しい処置が出ると思います。

指定地域(農林水産大臣が指定する狂犬病の清浄国・地域)

 世界の中で狂犬病清浄国は日本(アジアで唯一)、アイスランド、ハワイ、グァム、フィジー、オーストラリア、ニュージーランド・・・だけなのです。

 どれだけ世界に蔓延しているか、清浄が難しいかおわかりでしょうか。そのためにも狂犬病の予防注射が侵入の阻止に役立っているのです。

 また、海外渡航の際に狂犬病には十分注意してください、かわいいからと言って動物にむやみに触らないことです。海外へ動物を連れていく際には猫にも狂犬病予防注射が義務づけられている国がほとんどです。

 ちなみにゾンビの映画はこの狂犬病がモデルと言われております。咬まれて次々とうつる様は似ていますyo、しかも治療しない所も同じです。

 参照:厚生労働省、農林水産省、日本獣医師会HP

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