ヘミラミネクトミー:片側椎弓切除術

2013年11月20日 (水)

 突然、立てなくなったポンタ君(M.ダックス)。犬種と太り具合から椎間板ヘルニアの可能性です。すぐにMRIを手配して検査です。MRIは当院にはありませんので他院への紹介です。結果やはり椎間板ヘルニア確定でした。

 CP SP DP(ー)    L13ーT1右側ヘルニア

DSC04974麻痺してます

DSC04976脊髄造影し、

1059_8941_20131005122132.0MRIとともにこの写真で確認し、

DSC04839手術して、治癒を待つ

DSC050302週間後、自力で立ち始める

 M.ダックス、W.コーギー、ビーグル、コッカースパニエルがこの病気になりやすい犬種です(他の犬種もなりますよ)。

  ジャンプ禁止、肥満禁止、麻痺をしたら即病院へ。この病気は時間との戦いと言われています。

 この病気の診断にはMRI検査は必須です。MRI検査によって、内科療法か、外科療法か、脊髄軟化症かを診断して次の一手が決まります。

 手術をしても必ず歩くことができるようになるとは言えないのがこの病気のつらいところです。

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