狂犬病のおはなし

2018年05月16日 (水)

こんにちは!
動物看護師の深町です(*^^)v

ゴールデンウィークは皆さまどのように過ごされましたか?
私は高校の頃の友達が戻ってきてたのでご飯を食べにいきましたよー!

さてさて今日は狂犬病についてです!
ちょっと長くなってしまいますが大事な事なので読んで欲しいです。

福岡市からこのような狂犬病ワクチンのお知らせのハガキを受け取った方も多いのではないでしょうか?

 

最近お問い合わせで、狂犬病ワクチンを打ってから1年経ってないのにハガキが来たけどどうしたらいいかとの質問が多くみられます。

結論から言うと、前回ワクチンを接種してから1年後で大丈夫です。

狂犬病ワクチン接種の登録は福岡市の管轄になり、狂犬病ワクチンの年度切り替えが32日~になってます。
そして、集合注射が春と秋に各地で開催されます。

例として今年の1月に狂犬病ワクチンを接種したとします。

今年の1月に狂犬病ワクチンを接種していても4月の時点では今年度のワクチンはまだ接種してないとみなされ、春に集合注射の案内とともに狂犬病ワクチンのお知らせが来るのです。
また、秋の集合注射の時期にもまだ接種してないとみなされ、ハガキが来ると思います。

しかし、狂犬病ワクチンは年に一度で大丈夫なので、来年の1月にきていただければ大丈夫です。

オークどうぶつ病院、オークどうぶつ病院けやきでは狂犬病ワクチン接種を随時行なっています。
受付の際に狂犬病ワクチン接種をしに来たとお伝えください。
診察をしてから狂犬病ワクチンの接種になります。

その際に福岡市から来たハガキを持っている方はご持参ください。
ハガキをなくした場合でも、こちらで用意することができますので安心してお越しください。

接種後の鑑札などは後日病院から郵送となります。
お急ぎの方は証明書の発行も可能なので申し付けください。

\僕もきちんと予防してるよ!/

 

 

狂犬病は、感染し症状が出ると致死率100%の恐ろしい病気で、現在のところ治療法はありません。 

狂犬病という名前から、犬だけ感染する病気だと誤解されがちですが、人、犬、猫、ネズミ、コウモリなど全ての哺乳類が感染するウイルス性の伝染病です。
野生動物は予防ができません。

2006年には海外で狂犬病にかかった犬に噛まれ、日本に戻ってきてから発症がした例もあります。
このようにいつ、日本でまた狂犬病が発症してもおかしくないのです。

いままで狂犬病の発症を抑えられているのは狂犬病のワクチン接種をしっかりと徹底して行なっていたからです。

日本では生後90日以上の犬は犬の登録と狂犬病ワクチン接種、そして鑑札、済票の装着が法律で義務付けられています。

しかし昨今、狂犬病を打ってない犬も見受けられます。

狂犬病の感染経路は唾液からになります。
噛まれた際に感染するだけでなく、目や口を舐められたり、傷口を舐められても感染します。

万が一、日本でまた狂犬病が流行ってしまった場合、狂犬病ワクチン接種を打ってない子や登録していない子は飼うことができなくなる可能性もあります。

さらに詳しく知りたい方はこちらから!

病気やワクチンアレルギーをお持ちの場合、接種免除もできますのでご相談ください。

また、鑑札等をしっかりと身につけておくことで万が一迷子になった時に見つかる可能性が上がります。

 

スタッフ犬の子たちはこのように首輪につけてますよ(^◇^)

愛犬と安心して暮らせるようにしっかりと予防しましょう。

\最後まで読んでくれてありがとうございます/