きれいな歯のために‼~お勉強編~

2018年07月15日 (日)

こんにちは(^O^)

動物看護師の深町です🐶

最近デンタルケアについて興味を持ってくださる方が多くいるので記事にしてみました!

まず、ケアに入る前に歯、口腔の病気、歯周病について説明します。

歯、口腔の病気で多いのが歯周病です。
歯周病は歯石などの中にいる歯周病菌による細菌感染で歯の周りの組織が破壊される病態です(;д;)

では、原因となる歯石から歯周病ははどのようにしてなるのかを説明します。


①まず、歯に歯垢(食べかすや細菌、剥がれた口腔粘膜など)が付きます


②取り除かれなかった歯垢が石灰化し歯石になります
歯石の表面はザラザラしているためそこにさらに歯垢が付きます
これを繰り返し歯石は分厚くなっていきます


③歯石により歯肉との隙間ができ、歯周病菌により歯肉の腫れを引き起こします
そこに歯石が広がり、歯周ポケットという空洞が出来ます


④歯肉の腫れ、後退が更に進み歯周ポケットが広がり歯のグラつきなどに繋がっていきます

イラストの文字が少し小さく、見にくくてすいません…(TwT。)

口腔内の目で見える範囲の歯石よりも歯肉に隠された歯石がこの歯周病の原因となります。

この歯周病、口腔内はもちろん、口腔周囲の鼻や目などに影響を及ぼしたりします。
また、イヌでは心臓、肝臓、腎臓との関連性も発表されています。

人では虫歯はよく聞くけどあまり歯石という言葉、あまり聞き馴染みがないかもしれません。
なぜなのか…

実は人とイヌ・ネコでは歯垢が歯石に変化する時間が大幅に違うからです。
一般的に歯垢が歯石になるのは
人:1ヶ月
イヌ:3~5日
ネコ:7~8日
と言われています
なので早めのケアが大切です。

また、イヌ・ネコと人では口腔内の酵素の分泌量などが異なります。
虫歯菌は酸性の状態を好み、歯周病菌はアルカリ性の状態を好みます。
人の口腔内は酸性、イヌ・ネコの口腔内はアルカリ性です。

よってイヌ・ネコは歯周病になりやすく虫歯になりにくいのです。

前歯はキレイだけど…

奥に行くにつれて歯石が…

ケアをすることはもちろん大切です!
しかし、すでについてしまっている歯石は歯磨きなどで簡単に取ることは出来ません。
オークどうぶつ病院では麻酔をかけて眠っている間に専用の道具を使って歯石を除去していきます。
無麻酔での歯石除去は行っておりません。

無麻酔で歯石除去を行うと、除去中の痛みによりストレスを与えたり、歯石のつきやすい奥歯まで十分に除去できません。
また、除去後の歯の研磨も十分に出来ないので、歯石を除去した際にできる傷により表面がザラザラになり、歯垢の付きやすい状況を作ってしまいます。

歯、口腔内についての診察はいつでもおこなっております。
気になることがあればいお気軽にご来院ください。

拙い文章、イラストですが少しは歯周病について学んでいただけたでしょうか?
次回は歯石になる前に!
デンタルケアの方法についてお話したいと思います。

 

最後まで読んでいただき
ありがとうございます♡
\  また次回をおたのしみに!  /