きれいな歯のために‼‼~ケア編~

2018年08月08日 (水)

こんにちは☀
動物看護師の深町です!
暑い日が続いてますね(;´Д`A “
熱中症対策を十分におねがいします!!!

さてさて今回は…

おまたせしました(´;ω;`)
お家でできるケアについてお話します★

前回のデンタルケア勉強編見ていただけたでしょうか?
見ていない方は↓をクリック!!
きれいな歯のために‼~勉強編~

 

\ ケアの前に‼‼ /

以下の症状があれば口腔内に異常があるかもしれません…
お家でケアする前に病院で診察してもらいましょう!

□ 頭をよく降る
□ 食事中にフードをよくこぼす
□ 口唇がはれている
□ 口臭がある
□ 歯、顎をガチガチ言わせる
□ 口腔付近が濡れている
□ 柔らかいものしか食べない
□ 片側だけ目やにや涙が出る
□ 鼻水がでる
□ 口元を地面に擦る
□ 前肢に唾液や血液の跡がある
□ 前肢で口元を擦る

大丈夫でしたか?

それでは本題のデンタルケアについてお話していきます✿

デンタルケアグッズはたくさんの種類が販売されています。
今回はどのケアにどのような効果があるのかを紹介致します!

よく使われるデンタルケアグッズは
歯ブラシ、歯磨き用ペースト、歯磨きシート、歯磨きガム、スプレー、サプリ、液体などです。

お口を触れるなどによって使用できるかが変わります。
もちろんトレーニングが必要なものもあります。
お口に触るトレーニングや道具に慣らす方法は次回ご紹介したいと思っています!!

それでは、当院で取り扱っているものの写真と一緒に紹介したいと思います!

①歯ブラシ・歯磨きシート

物理的に歯垢を除去でき、しっかりと目で見ながらケアできます。
また、シートよりもブラシの方が歯間や歯周ポケットまでケアできるのでより効果を得られます。
しかし、お口を触る、歯ブラシに慣らすなどトレーニングが必要です。

②歯磨きペースト

口腔内の微生物の働きを弱める酵素などが含まれており、歯に塗るだけでOKなものです。
人用とは異なり、発泡剤やフッ素を含まないのでうがいが不要で飲み込んでも大丈夫です。
粘稠度が高いのでしっかりと歯にくっつき作用します。
歯ブラシは苦手だがお口に触ることの出来る子や痛みなどで歯ブラシが使えない子などにおすすめです!
また、歯ブラシと組み合わせて使用するとより高い効果が得られます。

③歯みがきガム

噛むことにより物理的に歯垢の付着を防ぐことが可能です。
酵素などが入っているものもあり、口腔内の微生物をコントロールすることができます。
おやつ感覚で与えられるのでデンタルケアを始めてみたい方など取り入れやすくなっています。
丸飲みしてしまう子、噛む場所に癖のある子は少し工夫が必要です。
動物の種類や体の大きさによって様々なサイズがあります。

④スプレー、液体、サプリ

錠剤やお口に吹きかけるもの、飲料水に混ぜて使うものなどがあります。
口腔内の微生物や細菌をコントロールし、歯石になるのを予防します。

ペットの性格などに合わせ、取り入れやすいものから始めてみてください!
徐々にステップアップも良いと思います((o・д・)b

また、歯ブラシと歯みがきペーストなど何種類かを組み合わせるとより効果の得られるものもあります!
逆に組み合わせてはいけないものもあります…
例として、先程スプレーの欄で紹介したリーバⅢという商品は他のデンタルケア製品を併用せず、スプレーのみします。
より高い効果を得るためにも説明欄などをしっかり読みましょう。

最後に前回少しお話しした歯石除去後のケアについて!
歯石を除去しただけではまた歯垢が溜まり、歯石へと変化していってしまいます。
歯石を除去してきれいになった歯を保つためにもデンタルケアが大切です。
しかし、歯石除去や抜歯直後の傷ついた部分は治るまでに2週間ほどかかります。
その際は治るまで歯ブラシは使わず、歯みがきペーストのみの使用をおすすめします!!

紹介したデンタルケアグッズは両院ともに置いてあるものとどちらかにしか置いてないものがあります。
取り寄せることも可能なのでお気軽にお問い合わせください!

\しっかりケアしてきれいな歯に!/

次回は歯ブラシをするためのトレーニング法、歯みがきガムの与え方の工夫法などを紹介します!
また次回をお楽しみに!!

前→きれいな歯のために‼~お勉強編~

次→きれいな歯のために‼‼‼~実践編~