お尻のわきから出血という高齢犬の主訴です
肛門腺の破裂?
と考えつつ診察へ
しかし、

🐶毛が薄い
肛門側が膨らんでいます
診断:左会陰ヘルニア
この病気は去勢していないか去勢手術を高齢で行った犬に多い、男性ホルモン性の疾患です
ホルモンの感作により、お尻筋が薄くなって裂けて腸や膀胱などが押し出されてくる高齢犬の病気
かかりつけ医で手術してたそうですが・・・再発
しかし、この疾患で出血することはあまりない
よくよく診てみると
診断2:肛門腺破裂
会陰ヘルニア側の肛門嚢破裂でした
肛門腺ならば治癒は可能
まずはこの疾患から治療開始です
激しい脱毛もおかしい
診断3:甲状腺機能低下症
全身痒みのない左右対称性の脱毛が特徴
副腎皮質機能亢進症かもしれません
共に血液検査で診断です
まずは、かかりつけ医との相談をお勧めしました
色々病気の宝庫でした
したっけ
オークyoutube
this case is anal gland rupture and Perineal hernia.
and Suspected hypothyroidism
so heavy