事故です
踏まれました
小鳥やハムスターで、しばしばある事故です
外で遊ばせ、運動させようという、やさしい気持ちから事故が起こります
丁寧に戻して、温水浣腸で終了
過去にも、ハムスターが
戸に挟まれた・・・
⇒緊急手術で助かりました
小さな動物を放すときは、眼を離すまじ
したっけ
accident of stepping on is so often.
keep an eye on for small animals.
please!
腕のシコリガ大きくなってきました
歩きにくく、齧りそうなので切除手術です
大きすぎで縫合できるのか??
っということで、終了
何とか縫合できましたが、はちきれそうです
肉芽組織でも、治癒を待つことになりそうです
病理組織検査では、
ハリネズミ3Y ♂
皮膚腫瘤/扁平上皮癌 Squamous cell carcinoma
検索した右腕の組織では、表層に外方性の増殖を示す境界やや不明瞭な腫瘍が形成されています。腫瘍は柱状から島状の配列を示す上皮性の腫瘍細胞の増殖から成り立っており、豊富な好酸性の細胞質と類円形の核、明瞭な核小体を有しています。また細胞は、中程度の大小不同を示し分裂像は5個/10高倍率視野であり、嚢胞内には多量の不全角化を示す角質物が含まれています。腫瘍は一部で深部に軽度に浸潤しています。
検索した右腕の腫瘤では、扁平上皮細胞の外方性の増殖が起こっています。個々の細胞の分化は比較的高く、乳頭腫と鑑別が必要ですが、深部に軽度の浸潤性を示しており、高分化型の扁平上皮癌と考えられます。
腫瘍の境界はやや不明瞭で、最小限のマージンでの切除となっており、正常の組織はほとんど含まれていません。引き続き、局所の状態について、経過には注意が必要です。
悪性の腫瘍で、完全に取り切ってないようです
本来なら、断脚が良かったのかもしれません
こういう場合は判断が難しいです
したっけ
this tumor is too big.
so it is hard to suture and heal.
and squamous cell carcinoma…
老犬がホテルで滞在中
院内の犬も老犬
午後は一緒に、老犬同士のコミュニケーション
時々、若者も混ざります
老犬のホテルの注意点
①自宅以外の場所でストレス(自分のテリトリーではない)
②音や匂い、雰囲気の違いでストレス(鳴き声や、動物の臭い)
③知らない人や、動物ががいっぱいでストレス(聞き覚えのない人の声)
これらのストレスや変化で
1⃣ストレスが加わり免疫が低下⇒退院後に体調を崩す
2⃣水や食餌を足らない⇒退院後に体調を崩す
3⃣便秘や下痢になる犬も
4⃣血圧が上がる
5⃣ホテル中は気が張ってたが、帰宅後体調を崩す
物怖じしない老犬もいます
1997年以来、老犬のホテルで退院後2件クレームがあります
⇒退院後、他の病院で肺炎と言われたがそちらでは何したのか?
また、ホテル中に亡くなった老犬は1件
⇒重篤な心不全の老犬
院内の18歳も介助しつつ生活中
当院のホテルだけではないでしょうが、上記の理由などで体調を崩すことが考えられます
また、老犬のホテルを断るところもあるとのことですが、こういうことが理由です
以上、老犬のホテルの危険性でした
ゴールデンウィーク、ご注意ください
12歳の俺もおるで
したっけ
hotel of old dogs
it is a little risk.
caution !?
うさぎの血尿という主訴が続きました
本当の血尿なら膀胱炎
膀胱炎なら頻尿が必須
しかし、うさぎの血尿の主訴には頻尿がほぼない
・・・、ということは、尿ではない、膀胱炎ではない
特に♀
診断:子宮疾患
レントゲン検査で確認して手術すると、
膨らんだ子宮が出てきます⇒異常子宮
もちろん必ず病理組織検査
結果は、
ウサギ 3Y ♀ 卵巣・子宮
子宮:子宮腺癌 uterine adenocarcinoma
子宮内膜における血管拡張(子宮内膜静脈瘤)
卵巣:著変認めず子宮腺癌
子宮では、片側の子宮角において内腔に隆起する腫瘤が形成されています。腫瘍は乳頭状の配列を示す上皮細胞の増殖から成り立っています。腫瘍細胞は軽度から中程度の大小不同を示し、分裂像は2個/10高倍率視野です。対側の子宮角では、子宮内膜の血管の嚢胞状の拡張が起こっており、内腔には凝血塊が認められます。また、子宮内膜はびまん性に嚢胞状に過形成を呈し、一部の平滑筋層内に異所性に内膜腺組織が認められます。
子宮では、片側の子宮角に子宮腺癌が形成されています。子宮内膜腺由来の腺癌はウサギでは好発し、加齢とともにその発生率が増加します。検索した組織では、筋層や漿膜面への腫瘍細胞の浸潤は認められず病変は子宮内腔に限局しています。摘出状態は良好で、今回の切除により予後は良好である可能性が高いと考えられます。
両側の卵巣には著変は認められません。
ときには子宮が腫瘍で破れている場合もあります
うさぎの♀の血尿・・・ご注意ください
したっけ
rabbit hematuria is often.
but it is not uria.
almost uterine disease.
自ら咬んで出血です
先端には穴が
ガジガジ咬んで、
ヤバい
アイプクリーム塗布、テープで保護
・・・・・、断尾を考えねばいけません
12歳の老犬です
過去には、
自ら後肢を食べる老犬も
多々いました
したっけ
bite my tail.
once upon a time
there were dogs that bit its leg.
フトアゴヒゲトカゲの瞼が腫れています
症例1⃣
この疾患は非常に多いです
眼球でなくてまだよかった
症例2⃣
この正体を診断するため、今回は一部切除しました
左右ともの検査です
その結果、
爬虫類 フトアゴヒゲトカゲ6Y ♀
左右上眼瞼:扁平上皮癌 Squamous cell carcinoma
左右上眼瞼より採取された組織ではいずれも上皮直下から深部にかけて、異型な上皮性細胞の島状から柱状の増殖が認められます。腫瘍細胞は好酸性の豊富な細胞質と中程度の大小不同を示す類円形の異型核、明瞭な複数の核小体を有しており、不整な角化を示しています。分裂像は0-2個/10高倍率視野です。
左右上眼瞼より採取された組織ではいずれも悪性の上皮性腫瘍が形成されており、扁平上皮癌と診断されます。フトアゴヒゲトカゲでは眼瞼などの皮膚粘膜移行部に扁平上皮癌が好発します。
悪性度の高い腫瘍であることから、局所病変の更なる拡大について経過には注意が必要です。
悪性の腫瘍でした
今後は大きくなったら切除するという、対処療法中心になるのがいいのか?
悩むところです
したっけ
this eyelid tumor is often.
but it is hard to heal.
we are worried.
とても重篤な口内炎です
まずは、口が変形していて閉じることができません
診断:上皮小体機能亢進症
口腔内を診てみると
舌はパサパサ=脱水
糸を引いてる=化膿
茶色に変色=壊死
三竦みになった口腔内
診断:重篤な口内炎
口腔内を消毒しつつ壊死組織を除去
潰瘍付着修復剤を投与
お湯で泥状にして、ゆっくり口内へ
強制給餌と投薬が大切
じっくり自宅での看護、重要です
したっけ
serious stomatitis
maybe long time for heal it.
Let’s improve together!
老犬がホテルで滞在中
院内の犬も老犬
午後は一緒に、老犬同士のコミュニケーション
時々、若者も混ざります
老犬のホテルの注意点
①自宅以外の場所でストレス(自分のテリトリーではない)
②音や匂い、雰囲気の違いでストレス(鳴き声や、動物の臭い)
③知らない人や、動物ががいっぱいでストレス(聞き覚えのない人の声)
これらのストレスや変化で
1⃣ストレスが加わり免疫が低下⇒退院後に体調を崩す
2⃣水や食餌を足らない⇒退院後に体調を崩す
3⃣便秘や下痢になる犬も
4⃣血圧が上がる
5⃣ホテル中は気が張ってたが、帰宅後体調を崩す
物怖じしない老犬もいます
1997年以来、老犬のホテルで退院後2件クレームがあります
⇒退院後、他の病院で肺炎と言われたがそちらでは何したのか?
また、ホテル中に亡くなった老犬は1件
⇒重篤な心不全の老犬
院内の18歳も介助しつつ生活中
当院のホテルだけではないでしょうが、上記の理由などで体調を崩すことが考えられます
また、老犬のホテルを断るところもあるとのことですが、こういうことが理由です
以上、老犬のホテルの危険性でした
ゴールデンウィーク、ご注意ください
したっけ
hotel of old dogs
it is a little risk.
caution !?
足環 / foot ring
2023年04月22日 (土)
足環をはずして、という主訴です
以前にも、オカメインコなどが足環の件で度々依頼がありました
今回はルリコンゴウインコ
相手の戦闘能力は相当上
咬まれたら、指持っていかれるな
足環がひっかっかて、宙吊りになってたのではずす依頼
咬む
ヤバい、咬む
革の手袋でも痛い
緊迫した現場
どうしたどうした?
はずしやがったなっ!
・・・・・、無事おかえりになりました
足環取ってくれて、アザした~
したっけ
request to remove the ring
but opponent is a Blue and yellow Macaw.
it’s heavy.
FIVの猫が口内炎です
食餌を食べないし、口が痛そうという主訴です
この日に向けて口内炎用の抗生剤処方し、麻酔下で歯石除去および抜歯をします
術前の検査では、胃の中にフードがいっぱい
⇒食欲万全だし、麻酔前なのに・・・
口内は、
ほぼほぼ、歯が抜け落ちています
その周囲が、
歯周病ですね
動揺していましたので、臼歯3本抜歯
比較的緩い口内炎でした
血液検査で甲状腺機能亢進症(T4=7.7)
口が痛かったけど、甲状腺機能亢進症で食欲がアップしていたんでしょうね
残りの歯は犬歯4本と臼歯1本のみ
甲状腺の治療をしっかりしていきましょう
したっけ
stomatitis because of FIV
but was almost missing the teeth.
and extracted 3 molars this time.