以前もありました、獣傷

外に出ると猫のけんかだけではない

アライグマ、イタチ、タヌキ、イノシシ・・・

今回も、

獣にやられたという主訴

耳でまだよかった

消毒後、再確認

がっぽりホゲています

獣との戦いは、負けると食べられてしまいます

今回は戻ってきたから良かった

したっけ

オークyoutube

fight some beasts, maybe

lucky only ear

If cat loses, it will be eaten.

顔が腫れてお越しです

暫定診断：歯根膿瘍

痛くて口を開けません

抗生剤の注射

オーナーからは

外出でケンカをよくする

暫定診断：咬傷による膿瘍

いずれにせよ抗生剤の効果を待ちましょう

youtubeどうぞ

したっけ

オークyoutube

this is abscess.

and pus from the mouth

so painful

常習犯です

今回は革の首輪を丸ごと食べました

吐かせます

茶色いのが革

輪ゴムまでありました

🐶面目ない

大きいと食べる量も違います

ご注意ください

注意はされてると思いますが・・・

したっけ

オークyoutube

this stealing is Leather collar.

L,L,Leather!?

and also rubber bands

例の大物の正体が判明です

子宮の周囲にまとわりついた脂肪の塊

手のひら3個分の塊

1.3㎏あった脂肪の正体は・・・、

卵巣・子宮
子宮広間膜：脂肪平滑筋腫 lipoleiomyoma
子宮：子宮腺筋症　adenomyosis
卵巣：著変認めず
子宮広間膜では腫瘤状の病変が形成され、成熟した脂肪細胞の増殖と平滑筋の束状増殖から成り立っています。個々の細胞は分化した形態を示しています。これらの細胞には明らかな悪性所見は認められません。子宮では内膜の状態は保たれていますが、頚管部の平滑筋層内に異所性の内膜腺組織が認められ、腺腔が嚢胞状に拡張しています。子宮広間膜の大型の腫瘤は分化の高い脂肪組織と平滑筋から成り立っており、脂肪平滑筋腫と診断されます。明らかな周囲組織への浸潤性や悪性所見は認められず、今回の切除により予後は良好である可能性が高いと考えられますが、非常に大型の腫瘤が形成されていたことから、引き続き経過観察をお勧めします。　子宮では一部の筋層内に子宮内膜が異所性に認められ子宮腺筋症と診断されます。卵巣に著変は認められません。

あれだけ大きな腫瘤は良性でした

不幸中の幸い

4㎏のチワワが3㎏にもなりましたから相当な重量でしたね

早めの避妊手術が重要です

したっけ

オークyoutube

the huge uterus was benign.

so lucky dog!

Dogs live longer if they are neutered

レントゲンに続き、CT検査

健康なヒグマです

ヒグマにやられたら終わりです

というような骨です💦

ヒグマのア恐ろしさを知りましょう

①三毛別羆事件

②石狩沼田幌新羆事件

③丘珠羆事件

④福大羆事件

したっけ

オークyoutube

bear CT scan

it is so hard and durable,tough

Remembering the Brown Bear Incident

標本作る前に、骨学のために、

レントゲン検査

横と、縦から撮影

まだまだ若そうな歯をしています

歯は丈夫そう

何でも食いちぎる筋肉もあります

クマのレントゲンは初めて撮影、

初めて診たっ

何事もやってみるのが大事ですね

したっけ

オークyoutube

Before making the specimen

the X-Ray

it is awesome!

連日の熊被害、九州にも上陸するのか！？

毎日、熊ニュースがあふれていますね

駆除した熊をジビエとして食べたりすることもあるという

しかし、体全部は食べられない

北海道のハンターは貰い手のない部位は埋めたりするという

閲覧注意

そこで、2年前からお願いしていました、駆除されたヒグマをくださいと

頭と頸椎とを、

２年待ちました

骨格標本の為に、

冷凍できました

閲覧注意

210㎏　♂　約4歳

剝皮して、筋肉を削ぎ落として骨格標本を作ります

博物館にある骨格標本の頭だけのですが

今までもイノシシやイタチ、タヌキ、アナグマ、カブトガニ、タマムシ、スズメバチ、カブトムシ、寄生虫制作をお伝えしていましたが、

今回は規模が違います

時間はかかりそうですが・・・

只今、解凍中

動物骨学を極める

したっけ

オークyoutube

I will start making the skeletal specimen

and Brown bear

210kg ♂ about 4 years

人の交通事故でもすぐにCTやMRI検査しますね

今回は全くその通りに検査しています

更にわかりやすいように、

3D CTで骨折部位の画像を作成

確定診断：第２頸椎骨折、第二頸髄離断

オーナーへ検査結果を説明中に、急変して亡くなってしまいました

頑張っていましたが、お越しいただいて約２時間後です

交通事故は防ぐことができる疾病です

皆さんも油断しないように、リードをしっかりつけましょう

したっけ

オークyoutube

arrived at the hospital and died two hours later.

Cervical dissection is very severe.

頸椎の骨折ですが、その中にある脊髄神経の確認のため、そのままMRI検査へ

CTとともにMRI検査も全身麻酔をせず、鎮静だけで検査をしました

骨折部位の頸髄が横から見ると骨折に挟まれ圧迫しています

全身麻痺はこの圧迫によるものです

縦から見ると、

診断：第２頸髄離断

神経は切れたら繋がりません

再生は不可です

CTやMRI画像で、亡くなる可能性が高くなりました

オーナーはこれらの画像で分かりにくいかもしれません

したっけ

オークyoutube

Cervical spinal cord transection was confirmed by MRI

There is a possibility that the dog will die.

オーナーに危険度をお話し、出来れば手術という希望でした

その前にCT検査をお願いし実施

診断：第二頸椎椎体骨折および頸髄の圧迫の疑い

厳しい戦いになりそうですが、呼吸は安定しています

したっけ

オークyoutube

A fracture of the second cervical vertebra was diagnosed by CT scan.

A tough battle has begun.