骨折烏骨鶏 ④ / injured silkie Ⅳ

2021年02月08日 (月)

毛抜き後、術部の洗浄です

 

 

烏骨鶏の皮膚を初めて見た方、大勢でしょうね

 

皮膚や筋肉まで真っ黒ですよ

 

 

ここで、烏骨鶏あるある

卵はやや小さめで、2~3日に1回くらいしか生みません

産卵期間はせいぜい7日間くらい

それが年に数回です・・・だから貴重な卵:~¥500/個

 

 

さて、術部を診てみると、

 

 

 

咬まれた傷がありました

ココが骨折部位ですね

 

麻酔は効いている

 

手術開始~90分

 

 

 

1.0mmと1.5mmのピン挿入し、斜めの部位には24Gワイヤー締結

鳥の骨は脆く薄いので加減が難しいですが、無事に終了

 

1カ月後の抜ピンできるかな?

 

 

 

リハビリも大切ですyo

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

pining and wiring surgery

Will it heal ?

May heal.

 

 

 

蜂の皿回収 / honey-bee dish

2021年02月07日 (日)

先日入れておいた冬用フード、蜂蜜皿の回収です

 

第1群:通称コーナー(家の角に置いてるので)

 

 

完食しています

粒粒は蜂が落とした花粉です

 

また蜂蜜投与しました

 

 

続いて、第2群:通称 冷蔵庫(横に冷蔵庫があるからです)

 

 

 

こちらも完食、花粉の量の多い=強勢群

春の蜂蜜が楽しみ

 

こちらにも蜂蜜を追加し・・・てるところを襲われました

 

2か所耳刺された

 

すぐ戻って、針2本抜いてもらいポイズンリムーバー処置

ステロイド塗って、花粉症用の抗ヒスタミン剤飲んでも耳が2倍に腫れ上がりました

 

耳の穴まで腫れて少し聞こえが悪くなりました

 

今は腫れは引きましたが痒い

 

 

次回から面倒くさがらず、防護服を着よう

 

 

恐るべし、冷蔵庫

 

 

 

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

feeding bees during the winter.

and bees stung

my right ear is twice as big.

 

 

病理解剖 / racoon pathological anatomy

2021年02月06日 (土)

まずは、汚れや目に見えない疥癬ダニを洗い落として、吸い込まないようにします

 

 

 

さらに小さく見えます

毛もすぐに取れてしまいます

 

 

心臓にはフィラリアはいない

歯から年齢を見て見ると、1歳弱・・・フィラリア成虫はいないか

 

肺は出血斑や肝臓と腎臓には白色斑/ミルクスポットあり

 

寄生虫の感染跡かもしれません

 

しかし、はっきりした死因は分からず、その肺と肝腎は病理組織学的検査に送付しました

 

 

福岡市内のタヌキの病気を把握するためです

 

それに伴い、犬や猫に感染する病気がわかりますからね

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

milk spot in racoon liver and kidneys

parasites?

 

 

 

たぬきの疥癬症/ mites

2021年02月05日 (金)

さぁ、遠くへに放すか

 

そのまま捕まえたタヌキを車につもぅ・・・

 

死んでいる

 

捕まって半日、

 

疥癬で弱っていたから?

 

病院に連れてきて、

 

2.8㎏、痩せすぎのタヌキ

 

疥癬検査をしてみる

 

いつも、禿げたタヌキは疥癬症っと言い続けてますが確認したことはないので、

 

 

即発見

 

 

成ダニと幼ダニ混在

 

タヌキの体表で生活環が完成

=疥癬ダニの濃厚感染

 

やはり剥げてるタヌキは疥癬症確定です

 

冬だろうが疥癬ダニはいます

 

草むらに潜んでいます

 

猫や犬にも感染します

 

見えないダニですから、冬でも予防しましょう

 

 

 

体表に寄生虫がいるなら、体内にもいるはず

 

 

 

病理解剖検査を始めます

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

racoon mites disease.

conformed with a microscope.

prevent mites and ticks, fleas!

 

 

 

骨折烏骨鶏 / injured silkie Ⅲ

2021年02月04日 (木)

手術前に、2日間食欲廃絶ですので胸筋にビタミンB入り点滴と抗生剤投与

 

 

 

ここで不思議な点がありますよね

 

そうです、これ

 

 

マスク

 

コロナ対策ではありません

 

マスクというより覆面になっていますが

 

 

 

ストッキネットという医療用の手足を保護するチューブ包帯です

 

これを頭に巻くと視覚をなくす⇒恐怖心をなくす⇒落ち着く⇒心拍数が下がる

⇒血圧が下がる⇒麻酔がスムーズ⇒手術中の出血抑制⇒手術時間の短縮

っとなるのです

 

 

痛み止め兼鎮静麻酔を注射し、本格的にガス麻酔で眠ってもらいます

 

 

さぁ、はじめましょう

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

anesthesia silkie

masked silkie

 

 

 

負傷烏骨鶏 ② / injured silkie Ⅱ

2021年02月03日 (水)

その烏骨鶏を持ち上げてみると、肢がブラブラ

 

骨折している

 

レントゲン検査してみる

 

診断:左脛足骨の斜骨折

 

ふ~む、どうしようか

普通の産業動物/家畜なら殺処分/安楽死です

 

一番卵産んでいるし、まだ若いし・・・

 

手術してみるか!

 

手術に耐えられるかわかりませんが、決心しました

 

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

bone fracture silkie

Let’s surgery

 

 

 

目が開かない / closed eye

2021年02月02日 (火)

カメレオンの目が開かないそうです

 

目薬さして、数分後少し開いた

 

いつものように、食餌まぶた症候群かな?

 

 

 

反対側は、

 

 

きょろきょろして周囲を窺っています

 

しかし、

 

 

目を動かさず、上向きばかり

目の下半分の色が、やや白く腫れている

そのために動かないのと、まぶたが開かないようだ

 

膿瘍?

 

抗生剤の点眼薬と投薬を処方しました

 

 

 

 

 

 

電話での問い合わせが非常に多いですが、

やはり診察して診て見ないとわからないもんなのです

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

eye of chameleon is closed.

abscess?

prescribed antibiotic eye drop and medication.

 

負傷ウコッケイ/ injured silkies 

2021年02月01日 (月)

ウコッケイが負傷しました

 

例のタヌキが盗食に飽き足らず、ウコッケイを攻撃して食べようとしていました

 

2羽が瀕死の負傷

 

罠を仕掛けミカンを置いていましたが全くダメ

 

ウコッケイを攻撃後、一時退散した直後に罠内にソーセージ投入

 

すぐに御用

 

 

 

どうしてくれようかっ

 

①地域猟師さんや②農家さんは、

 

①雉や山鳥を食べてるから・・・

②畑を荒らして果物や野菜の被害があるから・・・

 

 

なかなかの厳しい意見があるようです

 

 

 

 

 

先ずは疥癬の治療をしときますかっ

 

 

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

captured the mites disease racoon.

the racoon was trying to eat the silkies.