猫の嘔吐 ③

2020年02月25日 (火)

 

術後から吐き気はなくなり、元気もバリバリです

 

術後1日たち食事は腸内バイオーム缶から開始して、ドライも食べだしましたyo

 

術後3日目にバリウム消化管造影で、食餌の流れや、漏れがないかを最終確認

 

腸内バイオーム缶にバリウムを混ぜて食べてもらいました

 

胃の拡張は正常、漏れはなし、十二指腸への移行も問題なし

 

4時間後のレントゲン写真でもバリウムの流れは良く、漏れもない

便もできている

 

 

 

 

これで退院OKです

 

 

 

 

 

もう食べるなよ、ヒモ

 

 

 

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

was discharged!

軟卵

2020年02月24日 (月)

 

 

 

卵つまりでお越しのセキセイインコ君

 

2週間に1個の割合で産卵中とのこと

 

ハードワークすぎですyo

 

 

今まではうまく産卵していたそうですが、今回は出てこず

 

脱腸のようになってしまったとのことでお越しになりました

 

 

脱腸部位は乾燥させてしまうと壊死しますので、すぐに潤滑薬を卵とともにそこに塗布

 

 

ゆっくり、ゆっくり、指で揉み出したら、

 

 

軟卵

 

これでは卵管の排出圧が効果減少ですよね

 

食餌の改善が必要です

 

 

シード系フードは少なくし専用のペレットに改善するとともに、様々な野菜を与えましょうね

 

産卵させすぎると寿命が早く来てしまいますyo

 

 

 

 

 

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

soft egg

improve bird diet,please.

猫の嘔吐 ②

2020年02月23日 (日)

 

手術開始し、胃から小腸をなぞってみると・・・

 

綿らしいものはなく、少し硬い箇所が十二指腸~空腸に何個かある・・・

 

切開してみると、

 

 

ヒモが出てきたし、ヒモって聞いてないし・・・

 

ヒモ状異物の腸閉塞なので、小腸の切開を3か所

 

 

長さ39cmのヒモが出てきました

 

羊毛綿状も同時に探すため、また、このヒモが胃に残ってないかの確認のため胃切開実施

 

ヒモはこの1本だけのようで、羊毛はありませんでした

 

長い戦いでしたが、無事終了

 

 

 

 

 

 

手術後、オーナーにこのヒモをお見せしました

 

心当たりがないという・・・

 

・・・・・、それが一番怖い結果です

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

was in the duodenum.

and it is a string.

ハムスターの腫瘍

2020年02月22日 (土)

他動物病院では抗生剤を処方されたが不変で、

高齢だし、そのままでいきましょうとのことだったそうです

 

他に何かできないかというセカンドオピニオン的な診察です

 

先ずは、診てみましょう

 

 

腫瘍は頭ぐらいの大きさで痛みはありません

とても元気な2歳過ぎのハムスター君

 

手術は危険なので、抗腫瘍の液体のサプリメントを処方することとなりました

 

若いハムスターでも手術は危険が伴います

 

穏便に治療しつつ、この腫瘍と向き合ってQ.O.L.を保つようになりましたyo

 

 

 

 

気のいい優しいハムスター君でした

 

 

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

a hamster tumor

surgery is dangerous.

so, prescribed a supplement.

猫の嘔吐

2020年02月21日 (金)

2日前から10回以上の嘔吐で来院の子猫です

 

10回とはひどい・・・腸閉塞の可能性が高い

 

検査開始

 

食道にはなさそう

やや心筋症気味か?

 

 

よくお聞きしますと、絨毯の羊毛っぽいのを食べてたということですが・・・

 

そんな綿みたいので詰まるかな?、詰まったんだろうな~と考えつつ、

 

おおっ、疑わしいレントゲン検査、血液検査、超音波検査にて12指腸付近に詰まりを疑う所見あり

 

 

即日、手術となりました

 

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

suspected intestinal obstruction.

it is in the duodenum?

自咬症

2020年02月20日 (木)

 

読んで字のごとく

 

自らを咬む病

 

今回は小鳥です

 

 

18歳ですが、10年くらい胸羽を抜いているそうです

 

かゆみはなく、皮膚病変はありません

 

羽を抜くという癖?精神的な病気?

 

環境が変わったなどはないそうで、その原因は不明

 

 

特別なお薬をお勧めして、試験的投与から3週間後が上記の写真

 

これでも抜いた面積は激減しています

 

効果があり、オーナーも実感していました

 

尾羽も抜いていたんですが、久しぶりに生えてきたとのこと(写真なし)

 

 

引き続き、お薬を1日1回で処方中

 

次回はどうなるかな?

 

あれ~ぇ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

self-bite disease

it is very difficult to treat.

but, has improved a little

SFTSの脅威 ③

2020年02月19日 (水)

人間側の感染防止のため動物病院の対策は、

 

アイシールドやゴーグル、マスク、撥水性ビニールガウンや不織布ガウン、二重グローブが推奨されだしました

 

新型コロナウイルス感染症バリの防御です

 

こんな感じ?

 

なかなかこんな姿では診療がキビシイ??

 

驚いて飼い主や動物が逃げ出しますyo

 

でも近々、このようになるかもしれません

 

 

 

このような事態にならぬようにダニ予防をしましょう

 

 

 

人に感染してからでは遅いのです

 

 

 

 

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

ticks…

too small to see

so,prevention

 

SFTSの脅威 ②

2020年02月18日 (火)

 

猫のSFTSの死亡率は60%という高確率

 

しかも人間に感染します

 

どのように猫から人に感染するのか?

 

 

ダニに咬まれた犬や猫がSFTSになっていると、

感染動物の唾液、血液、尿、眼、鼻、肛門、口腔内からSFTSウィルスが検出されているので、

便を含む体液が感染源です

 

人側はその体液が口や目、鼻から侵入し感染が成立します

 

人の死亡率は27%とのこと・・・

 

 

 

 

犬や猫は必ずダニ予防を行い、自分や家族を感染から守りましょう

 

 

 

 

黄疸が一症状です

 

重症な黄疸

 

腹の皮膚でもわかる重篤な黄疸

 

 

 

 

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

symptoms are high fever and jaundice

and so on.

prevention is important.

SFTSの脅威

2020年02月17日 (月)

 

SFTS・・・もうご存じですよね

ダニ媒介性疾患:重症熱性血小板減少症です

 

宮崎の獣医師が猫から感染しています

福岡市内の獣医師も感染したとのこと

 

外出自由な猫は必ずダニ予防をしましょう

 

 

宮崎の症例はSFTS猫の体液からの感染が疑われているそうです

また、動物看護師も同時に感染したそうです

 

SFTS猫の症状は、黄疸、高熱、元気と食欲廃絶で死亡率は60%と高確率となっております

 

 

 

 

必ずダニ予防が必要です

 

 

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SFTS…

prevention

ticks

戻らなくなりました

2020年02月16日 (日)

 

ちんちんが、という主訴

 

どれどれ、

 

 

包皮に毛が絡まって戻らない?

 

 

ちんちん先端を局所麻酔軟膏でしびれさせつつ潤滑油としても使える

 

さらにその上から、薬用オリーブオイルで滑らかに

 

すぐに元に戻って、周囲の毛を刈りました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今後、ちんちんを舐めるのが癖にならなければいいのだが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

because of foreskin and hair around it

don’t become a habit of licking there.