日曜日に朝から5時間てんかん発作の犬が来院
 
かかりつけ医はもちろんお休みで、当院にお越しです
 
診断:てんかん重積発作
 
発作を止めるべく、鼻腔内薬剤投与
体温は39.0度
 
発作が止まり、静脈点滴後
意識障害があります
 
 
 
軽い鎮静下のMRI検査
並行して、血液検査実施
 
 
 
 
 
血液検査でGLU23
 
診断:低血糖
 
てんかんと低血糖による痙攣のダブルパンチ
 
 
 
ブドウ糖加酢酸リンゲル液と脳圧降下薬を投与・・・・・
 
 
 
 
心肺停止
 
 
 
 
残念ですが、亡くなってしまいました
 
 
 
 
 
てんかんの薬を4~5年前から飲んでいたそうですが、
軽くなったので一日一回にしていたとのこと
 
・・・・・、ダメです
自己判断、ダメです
 
てんかんは治癒しない疾患と思ってください
 
一日一回では危険です
 
 
 
てんかん重積発作を起こさせないようにしっかり薬の投与は行いましょう
 
 
 
 
 
 

 
したっけ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 Status epilepticus is so heavy.
Status epilepticus is so heavy.
take medicine to control epilepsy
it is very important.
						
					
									
						
						
							ここ最近で三度、落下事故
 
今回は、
 
 
猫
 
 
元気はありますが、どこからか出血あり
 
 
 
思い切り顔を打ったようです
 
犬歯がもげている
口唇が裂傷
 
この程度で済んでまだよかったです
 
 
 
階段2階から落下事故
 
隙間のある階段は問題ですね~
 
 
 

 
したっけ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 feline fall accident is often, too
feline fall accident is often, too
not only tortoises but also cats
be careful!!
						
					
									
						
						
							 
次々取り出しました
 
 
 
 
その結果、
 
 
 
 
 
ほぼ、かかと部分のスリッパを取り出しました
 
 
 
 
 
この猫は以前も異物を食べて、手術経験猫です
 
もはや、この異常な太り方とこの量と食餌ではないものを食べ続ける・・・・・
精神的な疾患が根底にあるでしょうね
 
 
 
盗食だけではなく、異物の飲み込みにもご注意ください
 
 
 
 

 
したっけ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 That’s awful.
That’s awful.
and obesity….
That’s insane.
 
						
					
									
						
						
							触れない大猫を麻酔し、CT検査後開腹手術
 
診断:異物による食道・胃・十二指腸閉塞
 
 
胃の中に入り切れないくらいスリッパを食べて、食道にまで溢れ詰まっていました
 
 
 
ただ、胃に行きつくまでに内臓脂肪があまりにも多く時間かかりました
 
また、その脂肪の油で器具や臓器が滑って、持ちにくい手術です
 
診断:肥満症
病的なほど太っています
 
 
 
 
どんどん摘出していきますが、次々と出てきます
 
相当時間がかかります
 
・・・・・(”Д”)
 
 
 
 

 
したっけ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 it is obesity.
it is obesity.
That’s a considerable amount of fat.
so hard
						
					
									
						
						
							犬や猫で首筋につけるノミとダニのスポット予防薬がありますね
 
フィラリアの予防薬でもそのスポット薬があります
 
それをつけたら、
 
 
 
まれに脱毛する犬や猫がいます
 
 
 
 
かゆそうではないこの脱毛は治癒することが多いです
 
今では、経口投与でノミやダニの駆除予防が主流です
昆虫にしか効かない経口薬剤なため、動物には安全です
 
ただ、スポット薬には多くのメーカーが出しています
 
市販のも含めて、垂らす前にはご注意ください
 

 
したっけ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 Flea, tick and heartworm preventative
Flea, tick and heartworm preventative
not only tablets but also spots
There are pros and cons
						
					
									
						
						
							9歳の会陰ヘルニアです
 
3か月ほど前に他病院で右側を手術したとのこと
 
今回は左の会陰ヘルニア
 
 
 
会陰ヘルニアとは・・・、去勢していない中年以降の犬の疾患
 
睾丸のホルモンにより尻の筋肉が脆弱、非薄化し、裂けて腸や膀胱が出る疾患
 
つまり筋肉が薄っぺらいので再発しやすいし、手術後でもさらに裂けてしまうこともある厄介な病気
 
 
決して安くはない手術代で、再発しやすいとは、なかなか嫌な手術です
 
今回は再発ではない箇所なので、毛を刈っていくと・・・
 
 
 
 
 
手術痕?・・・(”Д”)
 
 
診断:左会陰ヘルニア手術後の再発
 
 
 
以前は、右側を手術したとのことでしたが左を手術していたようですね
 
 
さらに困難な手術になりました (-“-;A …アセアセ
 
 
 
 
 
体内で溶けない糸で縫合して手術はお終えましたが今後も要注意です
 
 
みなさんも、去勢していない中年♂犬はご注意ください
 
 
 
 
こんなになりますよ
 
こんなになりますよ2
 
 
こんなになりますよ3
 
 
 
 
 
 

 
したっけ
 
 
 
 
 
 
 
 
 Recurrent perineal hernia
Recurrent perineal hernia
it is complicated surgery.
Prevention is through neutering at a young age.
						
					
									
						
						
							 
戦いの開始とともに、穴の周辺をさらに捜査
 
 
 
肝臓の表面に炎症が
 
 
 
拡大
 
腸の穴は、胃のすぐ出口の十二指腸にありました
その周辺は肝臓があり、肝臓がその穴を塞いでいたんでしょうね
そのため、バリウム検査で異常なしと言われたのでしょうね
 
 
腸の穴の周辺を切除して、縫合
腹腔洗浄を3000㏄くらいで行い、ドレーン廃液留置し手術終了
 
 
 
今後は予断を許しません
 
とても厳しいと思われます・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・、手術一日たって、ドライフードを食べだしました (”Д”)
 
 
 
 
 
スーパーキャットですが油断は禁物です
 
 
 

 
したっけ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
this bacterial peritonitis is so sever disease.
but the cat ate within a day of surgery.
awesome cat !
						
					
									
						
						
							先週の緊急手術は、他病院からの転院です
 
血液検査やレントゲンバリウム検査では異常ナシとの診断でオークを勧められたそう
 
責任重大です
 
約10日間、吐いて食欲ない状態
 
 
 
前病院ですべて検査をしていますが、もう一度レントゲン検査をお願いしましたら・・・・・、
 
 
診断:腹膜炎による急性腹症
 
 
 
黄疸も出だしてました
 
 
 
緊急手術
 
開腹すると、膿の腹水が大量に出現
 
それを吸引して探ると・・・!!
 
 
 
 
 
ちょ、ちょう、腸に穴 Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
 
 
 
 
これは長い戦いになりそうです
 
 

 
したっけ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 emergency surgery
emergency surgery
There was a hole in cat’s intestine.
Bacterial peritonitis for about 10days.
						
					
									
						
						
							老犬がホテルで滞在中
 
院内の犬も老犬
 
午後は一緒に、老犬同士のコミュニケーション
 
時々、若者も混ざります
 
 
老齢動物のホテルの注意点
①自宅以外の場所のためストレス(自分のテリトリーではない)
②音や匂い、雰囲気の違いでストレス(鳴き声や、動物の臭い)
③知らない人、知らない動物がいっぱいでストレス(臭いや聞き覚えのない人の声)
 
これらのストレスや変化で
1⃣ストレスが加わり免疫が低下⇒退院後に体調を崩す(例:肺炎、下痢etc.)
2⃣水や食餌をとらない⇒退院後に体調を崩す(例:脱水、体重減少)
3⃣便秘や下痢になる犬も
4⃣心拍数や血圧が上がる
5⃣ホテル中は気が張ってたが、帰宅後体調を崩す
 
 
物怖じしない老犬もいます
 
 
1997年以来、老齢動物のホテルで退院後2件クレームがあります
⇒退院後、他の病院で肺炎と言われたがそちらでは何をしたのか?1⃣2⃣5⃣
 
また、ホテル中に亡くなった老齢動物は1件
⇒重篤な心不全の老犬でした 4⃣5⃣
 
 
院内の18歳も介助しつつ生活中
 
 
 
 
当院のホテルだけではないでしょうが、上記の理由などで体調を崩すことが考えられます
また、老齢動物のホテルを断るところもあるとのことですが、こういうことが理由の一つです
 
 
これらは老齢ではなくても、神経質な犬や猫でも当てはまります
 
 
GWや、お盆、年末年始には上記を考慮、お願い致します
 
 
 
 
15歳の俺もおるで
 
 
 
 
犬猫以外のエキゾチック動物は更にご注意ください
 
 
 
 

 
したっけ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
hotel of old animals
it is a little risk.
so caution