胃捻転 / gasric torsion

他病院で診断された14歳の大型犬で、転院を勧められてこちらに電話がありました

 

手術できる大きな病院で、って言われたんですが・・・

 

オーナー自身で調べて、電話し当院にお越しです

 

 

 

来院後、すぐさま急速静脈点滴し抗生剤(2種類)、抗ショック剤を静脈内投与

 

しかも、粘血便、タール便が激しい ≒ D.I.C

 

⇒生命の危険です

 

次いで、DIC対応のヘパリンを静脈内投与し、更に急速点滴を持続

 

 

 

血液検査と心電図検査実施し、

 

緊急開腹手術開始、

 

 

 

先の病院で、胃内のガスを抜くために外から針を刺されたそうなので、その血種と共に

 

 

胃捻転部位が内出血様

 

脾臓は正常

 

 

小腸の一部は、捻転に巻き込まれてやや赤み

 

 

ピンチテストで小腸は動き出し、

 

 

 

二度と捻転しないように胃固定術実施し、閉腹

 

 

無事に麻酔から覚醒し、オーナーと面会

 

一山は越しましたが、今後も危険はつづく・・・

 

 

 

 

しかし、残念ですが

 

翌 7:00am 心肺停止し亡くなってしまいました

 

 

 

 

 

 

なかなか厳しい病気と、年齢と、DIC

 

不利な戦いでしたが、残念です

 

 

 

 

 

 

こちらは、もっともっと精進してまいります

 

 

 

 

 

 

したっけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オークyoutube

this case calls Bloat.

so dangerous disease

especially large dogs