例の、

結果です

イヌ ゴールデンレトリバー
皮膚腫瘤 / 肥満細胞腫 グレード3 mast cell tumor, grade3
リンパ節：転移性病変形成
左胸壁の４ヵ所の皮膚では、いずれも真皮から深部にかけて大型で多結節性に浸潤性する腫瘍性の病変が形成されています。腫瘍は類円形の腫瘍細胞のシート状増殖と好酸球の浸潤、顕著な間質の増生から成り立っています。腫瘍細胞は好塩基性顆粒を含む細胞質と類円形核を有し、中程度の大小不同と核異型を示しています。分裂像は３個程度/１０高倍率視野です。また、１ヵ所では周囲にリンパ節が含まれていますが、固有構造は腫瘍細胞の増殖により広範囲に置換されています.

左胸壁の４ヵ所の皮膚腫瘍は、いずれも肥満細胞腫と診断されます。複数の部位に浸潤性を示す大型の病変が形成されており、グレード３の悪性度の高い腫瘍と判断されます。腫瘍の境界は不明瞭でいずれの組織でもマージン部に腫瘍細胞が浸潤しており、周囲に含まれるリンパ節には進行した転移性の病変が形成されています。引き続き、局所やその他のリンパ節、全身状態について経過には注意が必要です。

やはり悪性の腫瘍でした

肥満細胞腫は転移しやすく、化学物質を出して急死させることができる危険な腫瘍です

浸潤しやすく、転移しやすい

今後は内服薬で打ち勝つように処方です

したっけ

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