☀熱中症☀のお話③

こんにちは(*^_^*)
動物看護士の深町です✿

さてさてお待たせしました!
熱中症のお話第3弾です!
はやく書き上げないと夏が終わってしまいますね…
すみません((+_+))

\今回が最終回だよ!/

前回までの話はこちらから
☀熱中症☀のお話①
☀熱中症☀のお話②

それでは続きです♪

④発症するとどうなるか
以下のような症状が出ます。
下に行くにつれ重症度が上がります。

・ハアハアという呼吸をする
・よだれがとまらない
・40度以上の体温(直腸温)
・立ちすくみ
・ふらつき
・嘔吐、下痢
・痙攣、虚脱
・尿が出ない
・血尿
・低体温

初期の頃は末梢の血管まで拡張させ、熱を放散させようとするので歯茎が赤くなります。
しかし、次第に血流が体を循環できなくなり、歯茎が白くなっていきます。
また、体温も低下していきます。
高かった体温が下がっていても上記の症状が出ている場合は重症の可能性がありますのですぐに病院へ連れていきましょう。

⑤発症時の対策
少しでも熱中症かな?と思ったら病院に連れてきていただくことをお勧めします。
連れてきていただくまでにできることをお伝えします。

○涼しい環境を作る

○冷却する
・保冷剤などをくるんだタオルを用いて、太い血管が走っている首、脇、太ももの付け根を重点的に冷やす
直に保冷剤などを当てるのは好ましくありません。

\私ののところだよ!/

・常温の水で体を濡らしたり、常温の水で濡らしたタオルで体を包み、冷風を当てる
冷たい水を用いると急激に体温が下がりすぎる可能性があるため良くありません。
また、タオルは放置すると放散した熱によって蒸しタオルになってしまうので頻繁に交換してください。

冷却時は体温が39.5℃ぐらいになるまでを目安とし、それ以下には下げすぎないように注意してください。

○移動時の車は車内をあらかじめ冷やしておく

⑥予防法
○室内での予防
・高温多湿にならないように注意!
エアコンなどで室温は26℃以内にし、湿気のこもらないように十分な換気も行いましょう。
・いつでも水を飲める状態に!
・お気に入りの場所は涼しく保つ!
直射日光等が長時間当たらないように日陰などにしておくとよいです。
・自由に涼しい場所に移動できるように!

○室外での予防
・可能であれば玄関先などの涼しいところへ!
・日陰や風通しの良いところを作る!
・いつでも水が飲める状態に!

○外出時の予防
・暑い時間の外出は避ける!
お散歩の際は朝の涼しい時間や夕方の日が落ちてからにし、アスファルトの温度を手で直接地面を触って熱くないか確認してから行きましょう。
日中キャリーに入れての外出の際は保冷材等をタオルなどにくるんで入れておくとよいです。
・外を歩くときはアスファルトより土や芝生の上を歩きましょう!
・こまめな水分補給を!
・激しすぎる運動は控えましょう!
・冷却グッズを持ち歩きましょう!

○車内での予防
・エアコンで十分に車内を冷やしましょう!
・エアコンを切った状態で放置しないこと!
夏の車内はあっという間に熱くなるので、絶対に放置しないようにしましょう。

○その他の予防
・サマーカットにする!
毛量を少しでも減らすことで熱を逃がしやすくなります。
・体重管理を行う!
肥満の子は熱中症になりやすいので、気をつけましょう。

まだまだ暑い日が続きそうですね💦
これらに気を付けて熱中症予防をしっかりしましょう(^O^)

熱中症は最悪の場合死に至るものです。
少しでも熱中症の疑いがあればなるべく早く病院に連れて行きましょう!

\涼しい秋が待ち遠しいねー/