今年も中学校に行ってきました

2022年07月25日 (月)

オークどうぶつ病院けやき 前谷です。

今年も市内の某中学校に社会人講和でお呼ばれして行って参りましたよ。

コロナウイルス感染症の影響で2年半ぶりの講演です。

今年のパートナーは、動物看護師の佐志さんと一緒に行きました。

 

行くまでは緊張してたそうですが、いざ講演となるととても堂々としてました!

 

まずは獣医さんや動物病院で働くお仕事の話をスライドで紹介します。

 

他にもいくつかの職業の方が来ている中から、私たちの講演を選んでくれた子たちが集まってますので、みんな一生懸命に聞いてくれます。

スライド講演のあとは、体験授業をという要望でした。

例年のごとく当院の「ぐらちゃん」が大活躍します🐶♪

 

ぐらちゃんを囲んで、ワンちゃんの体の構造や健康チェックで見るポイントを教えたり、指の本数から他の動物の話にまで。。。いろんなことをお話しました。

そして今年はさらに体験学習を入れてくださいとの要望にお応えすべく、採血をしているところを実際に見てもらったり、佐志さんが爪切りを教えてくれたりと盛りだくさん!

 

そして今年も、みんなに「ぐら」ちゃんの心臓の音を聴診器を使って聞いてもらいましたよ。

聴診器をあてた瞬間の、目がまん丸になる中学生たちの表情😲!

順番を待ってる間は、みんなに自分の心臓の音も聞いてもらって、人間と犬でどう違うか聴き比べてもらったり。。。

 

中学校2年生ということで、みんな将来どんな仕事に就きたいか、少しずつ希望が出て来ている時期のようです。

熱心な子は、終わったあとに「私、トリマーさんになりたいんです!」なんて声をかけてくれました。

私たちの活動が、将来の進路を決める際に何かの形で役に立ってくれると嬉しいのですが。

社会貢献だと思って、お声を掛けていただける限りはこういった活動も継続して行きたいなと思います。

 

 

余談ですが、ぐらちゃんを連れて校内を歩いていると、毎回決まって人気者になるんです!

今の時代にはそんなことはないんでしょうけど、子供の頃「校内に迷い犬🐕‍🦺が入って来たとき」のあの反応ですね(笑)

たくさんの中学生にい~っぱいいっぱい触られて…今年もぐらちゃんはよく頑張りました!!

 

学校でもお利口さんでお疲れ様でした♪

腎臓への”黄色信号”を知る~『FGF23』測定のご紹介

2022年06月28日 (火)

オークどうぶつ病院けやき 前谷です。

以前に、慢性腎臓病を早期発見できるかもしれない検査項目『SDMA』のお話をブログでしました。

今回も、新たな腎臓の外注検査『FGF23』のお話をしたいと思います。

ちょっとマニアックなお話なので、すごく興味がある方だけお読みいただければ幸いです。

 

検査をイメージしやすいものとして私が勝手に作りました。富士フィルムさん公認のものではありませんので。。。

 

富士フィルムさんが検査を実施している『FGF23』という検査項目を、最近私も採用して測定を始めております。

これは何なのかというと、体の中に「リン」という物質が増えて腎臓に負担が掛かりそうになると、骨から分泌される物質がFGF23です。

FGF23は、①腎臓に働きかけ、リンをたくさん外に出さねば!あるいは②腸管に対しては、リンを吸収しないようにせねば!という2つの働きをすることで、血液中のリンを上昇させないようにするんですね。

 

難しいことはさておき、何のために役に立つのか?というところを簡潔に説明すると、

 

1.腎臓病の早い段階で上がってくるので、腎臓病の早い段階で「今後、腎臓病の進行に注意した方が良いんだ」という目印となる。

 

2.今の食事内容が問題ないかどうか?腎臓病用の療法食に変えた方が良いのか?

あるいは変更した後に、変えた効果が出ているのか?という食事を評価する指標となる。

 

大きくはその2つの意味で役に立つ検査だと思います。

1.に関しては、FGF23が腎臓病の予後(将来の見通し)に役に立つことが証明されています。

2.に関しても、FGF23が上がっていれば腎臓病用の療法食にすぐにでも変更した方が良いという判断になるし、療法食に変更することで数値が下がることもハッキリしているので、今の食事内容が適切かどうかの判定材料にもなるかと思います。

 

この辺りはとても難しいお話なので、このFGF23に関わる機構の1つ「クロト―遺伝子」というものを発見した腎臓内科医の黒尾誠先生の新書を読みました。

 

 

衝撃のタイトルでした!「老化加速物質=リン」「腎臓(リンの排出)が寿命を決める」とは。。。

読んで非常に勉強になりました。

腎臓への注意信号、黄色信号とはまさに納得の表現でした。

ヒトの医学においても、『FGF23』という項目は測定ができるそうなのですが、あくまでも腎臓病の検査としては保険適用外(自費診療)だそうです。

黒尾先生は、もし健康診断としてFGF23が測定できるようになれば、「早くから気づいて食事内容を見直すなどの対処をすることで、腎臓が悪くなって透析が必要になる患者さんがかなり減るんじゃないか」と仰っているわけですね。

 

そんなステキな検査が動物でも測定できるのですから、富士フィルムさんには感謝です。

動物も腎臓病は非常に多く、私たちの診察の中でも「腎臓が悪い子の点滴治療」はかなりのウェートを占めます。

特に猫ちゃんの腎臓病の多さは皆さんもご存知の通り。

こういった点滴治療に通うことになる動物たちを少しでも少なくし、早め早めに対処が出来ればまさに理想的ですよね♪

 

当院の看板犬、「ぐり」「ぐら」ちゃんたち兄弟も腎臓に弱点があるようです。

ここ最近は腎臓の標準的な血液検査項目に加えて、定期的にこの『FGF23』をモニターしながら、今の食事内容で大丈夫かどうか?警告信号は出てないかどうか?をしっかり監視しております。

 

とても難しい内容でしたね。。。

もしとことん突き詰めて検査などをご希望の方がいらっしゃれば、相談していただければ検査のメリットなどをお話いたします。

まだ症例報告や学術論文なども多くない検査ですので皆さんにオススメしているわけではありませんが、ご興味持たれた方はぜひお声かけください!

 

お支払方法が増えてます!(d払いはもう少しお待ちください)

2022年06月21日 (火)

オークどうぶつ病院けやき 前谷です。

最近お越しになられた際に、当院のカード端末が変わったことに気づかれた方もいらっしゃるかもしれません。

このたび、オークどうぶつ病院では両院ともに新しく『stera terminal』というキャッシュレス端末を導入しました。

福岡市がDX推進策として、各区役所の市民課や証明書コーナーに導入した最先端の機械です。

それに伴い、当院での支払い方法・決済手段が増えましたのでお知らせいたします。

 

クレジットカード決済

 

これまでと同様、VISA、Master Card、JCB、Amex、Dinersなどのお支払いが可能です。(一回・分割払い)

これからは、カードをお預かりすることなく非接触でのお会計ができるようになります。

タッチ決済にも対応しましたので、以下のようなマークがあるVISA・Master・JCBカードをお持ちの方は画面にタッチでの簡単な決済も可能です。(1万円以上のお支払いに関しては、暗証番号の入力かサインが必要になるそうですが…)

 

承認までのスピードも圧倒的に早くなりましたので、お会計もスムーズです!

もし暗証番号が分からない方やサインをご希望の方は、付属のスライタスペンで画面上に電子サインを書いていただく形になります。

 

 

電子マネー

電子マネーとして、iDやQUICPay(クイックペイ)、楽天Edy、nanaco、WAON、そして交通系(Suica、nimoca、はやかけん etc..)でのお支払いが可能となりました。

案内通りに画面にタッチしていただければ簡単にお支払いが可能です。

 

また、Apple PayやGoogle Payにも対応してますので、iPhoneに登録したクレジットカードや電子マネーでスマホタッチをして決済することも可能になりました。

 

QRコード決済

これまでQRコードを読み込んでもらっていた楽天ペイもこちらのstera terminalで決済をさせていただくことになりました。au pay、メルペイなどもこの端末で決済が可能です。

ただし、ご要望の声も多く頂いておりましたドコモの『d払い』や、『ゆうちょペイ』に関してはまだ審査が通過しておりませんので、決済が可能になったタイミングでまたお知らせいたします。

 

お支払い方法をスタッフにお伝えいただき、「お支払い用のQRコード」を開いてお待ちください。

あとは機械の案内に従って、端末画面上のカメラのレンズにスマホのQRコードを向けていただければOKです。

 

 

※※※ ただし、PayPay(とLINE Pay)とは独自に契約を結んでおりますので、これまで通りのお支払い方法となりますのでご注意ください。※※※

PayPay(LINE Pay)の方だけはこれまでどおり、受付にあるPayPayのQRコード(以下ような)を読み取っていただき、金額を入れて決済完了画面をお見せください

 

何か分からないことがあればスタッフまでお気軽にお尋ねくださいね。

オールインワンのフィラリア予防薬あります!

2022年05月11日 (水)

オークどうぶつ病院けやき 前谷です。

5月になりオークどうぶつ病院周辺でも蚊を見かけるようになりました。

ということは、そろそろフィラリア予防しとかないとな~とソワソワしてらっしゃる方も!?

 

フィラリア予防に関しては、以前ホームページのリニューアルの際に記事を書きましたが、様々な薬があるんですね~

先生のオススメは?どれが一番売れてますか?とかよく聞かれますので最近の薬のお話を。

 

ここ数年で爆発的に売れているのが、「オールインワンタイプの予防薬」です。

フィラリア予防薬ってフィラリア予防の効果についてはさほど違いがなく、色んな薬があるのは、実はフィラリア以外のプラスアルファの効能が違うからなんですよね。

オールインワンタイプというのは、フィラリア予防効果に加えて、お腹の寄生虫駆除と「ノミ・ダニ予防」までが入った薬のことを指します。

 

 

当院では、オールインワンの予防薬を2種類取り扱っております。

写真右側の『ネクスガードスペクトラ』という薬。

もうひとつが1年遅れて登場した写真左側の『クレデリオプラス』という薬です。

おやつタイプとフレーバーつきの錠剤という違いや、分かれる体重の境界が違うので、その辺りで最適なものをご提案しております。

 

 

上の図が、動物病院で日本一売れている予防薬『ネクスガードスペクトラ』の特徴を書いたものとなります。

オールインワンになったことで、ノミダニ予防も一緒に食べる薬で行うことになるのですが、以前からあるフロントラインのようなスポット剤との違いを皆さんご存知でしょうか?

 

すぐにシャンプーができる!?… それももちろん正解ですね~

獣医師の立場としてお伝えしたい一番の違いは、上図で強調している部分「速効性」なんですね。

実は、ノミダニを寄せ付けないようにする薬はありません。

体にノミやダニがくっついてきて、薬が作用して死んで落ちるまでの時間が速くないと刺されてしまう危険性が高くなります。

 

同じメーカーのノミダニ予防の製品『フロントラインプラス」との比較では、フロントラインがノミを駆除するのに24時間かかるのに対し、ネクスガードは6時間で落とします。

また、マダニに対してもフロントラインは48時間かかるんですが、ネクスガードは半分の24時間で駆除することが証明されてます。

しかも、その効果が1ヶ月持続するので、毎月飲ませることできちんとノミダニの予防ができるというわけです。

(クレデリオプラスも、6時間でノミの99%以上を、8時間でマダニの99%以上を駆除することが試験で分かっています。)

そういったところを考えると、ノミダニ予防薬は、速く落ちる「飲み薬タイプ」のものをぜひ選んでいただきたいですね!

 

 

また、クレデリオプラスは上の写真のようにビーフの香りがついた錠剤タイプとなっております。

そのまま食べる子も多いですし、フードに入れておくとだいたい食べるわけなんですが、たまに警戒心の強いワンちゃんいますよね。

そういう子には、砕いて粉末にして好きなものに混ぜることもできるわけですね。

 

というわけで今回のブログでは、最近のフィラリア予防薬の解説をしてみました。

そろそろ本格的なフィラリア予防シーズンに突入しましたので、ぜひ当院にお越しくださいね。

食物&環境アレルゲン対応フード『オールスキンバリア』新登場!

2022年04月11日 (月)

オークどうぶつ病院けやき 前谷です。

ヒルズさんから期待の新製品『オールスキンバリア』が登場しましたので、そのご紹介をしたいと思います。

 

これまで、食物アレルギーのフードとしてたくさんの製品を各メーカーが作って販売してきました。

食物アレルギーの話は、以前のブログで書きましたが、何らかのタンパク質に対してアレルギー反応があるワンちゃんがその食べ物にヒットしにくいように、原材料を選んだり加工を行ったのが食物アレルギー用フードです。

一方で、ヒルズは『ダームディフェンス』という環境アレルギー(いわゆるアトピー性皮膚炎)をフードで改善するための製品も販売してきました。

そのヒルズさん曰く、このフードは「アレルギー・皮膚ケアの歴史が変わる。新世代フード、誕生!」だそうです(^_^;

皮膚用製品の最高傑作が完成したような雰囲気ですね。。。

 

その期待の新製品の特長はと申しますと、環境アレルギーと食物アレルギーを両方対応可能なフードが登場!ということでしょう。

 

 

①食物アレルギーに対して

ワンちゃんのアレルギーの原因食物としては、かなり少ない(ヒルズ調べでは食物アレルギーのうちの4%)と言われている「」を唯一のタンパク源として使用してます。(アレルゲンとしては、も使われております)

そのため、食物アレルギーの犬に対してかゆみの原因物質を食べてしまうリスクがとても低いフードになっているそうです。

人では卵は食物アレルギーの原因としてとても有名ですので、意外なタンパク源でした。

こういったフードが普及することで、これまでワンちゃんでアレルギーになることが少なかった卵のアレルギーが増えて行かないかも注目してますが。。。

 

②アトピー性皮膚炎(環境アレルゲン)に対して

ヒルズ独自の「ヒスタガード」という技術(栄養成分のブレンド)により、環境アレルゲンが侵入する皮膚表面のバリア機能を改善する効果があるとのこと。

 

 

その両方を改善する可能性が高いため、例えばまだ何のアレルギーかハッキリしていないようなケースだったり、色々と治療をしているけどなかなか良くならないケースなどに使ってみる価値があると言えますね。

 

 

①②③の3つの働きで皮膚を健康に保ちます!

きちんとデータがあるのも良いですね♪

 

先日、新発売のヒルズのシンポジウムがありましたが、トライアルで使用した皮膚科専門医の先生にとってもとても優れた製品だったとのこと。

これまで何のフードでも改善しなかった犬で改善したケースがあったよ~とか、今まで痒み止めである程度管理できてた子がさらにかゆみがグーンと減ったんだよとか。。。

皮膚科専門医の先生たちにとっても、皮膚がかゆい!と来たワンちゃんへのファーストチョイス(最初にご提案するフード)になっているとの話でした。

 

ヒルズ製品としては、『腸内バイオーム』に次ぐ期待の製品となりそうな予感です!

ただし、唯一のネックは他のフードと比べて料金がちょっと高いんですよね…

食べてくれるかどうかのお試しの小袋サンプルもありませんので、いきなり1.35kgの1袋を購入していただかないといけないのもありまして…

 

もし食べなかったら、ゆで卵を混ぜてあげたら良いよ~という話もシンポジウムではありましたから、皮膚病が治らなくて本当に困ってらっしゃる方でぜひ使ってみたい!という方は1.35kgを購入いただいて試してもらう価値はあると思います!

もしこのブログを読んで興味を持たれた方はお声かけ下さいね!

ネコちゃんのまぶたの大きなイボ(レーザー手術例)

2022年03月02日 (水)

オークどうぶつ病院けやき 前谷です。

3月になりましたね。4月から本格的に病院が混み合う前にフィラリア検査を済ませたい方は、今月からフィラリア検査と予防薬の処方が可能です。(健康診断の血液検査も同時に行うことも出来ます)

また、動物管理センターに確認すると、狂犬病の「注射済票」も本日付の注射から新年度(令和4年度)の済票が発行されるとのことでしたので、狂犬病接種も同時に早めに済ませていただくことが可能です。

外来が落ち着いてる今の時期に済ませたい方はどうぞお越しくださいませ。

前置きが長くなりましたが、今回はレーザー手術器を使って目のイボを手術した猫ちゃんのケースをご紹介します。

 

目の大きなイボでお困りのネコちゃん。。。

飼い主さんがブログを見てレーザーで治療ができないか?とお越しになりました。

かなり大きなイボ!本人もイヤだったことでしょうね。

 

手術日当日の顔写真です。

上まぶたから大きなイボがぶら下がり、視界を邪魔しておりました。

 

診察時に針を刺して細胞を取る検査を行ってましたが、中には液体がたまっており、悪性の腫瘍を疑う細胞は取れませんでした。

もしこのイボを完全に切除をするとなると、まぶたの大部分を切除することになり、目の形が大きく変わってしまう可能性があります。

 

そこで、レーザーでやってみましょうとお話しました。

体にできたイボの場合は全身麻酔を必要としないことが多いのですが、今回は目のイボなので全身麻酔で行いました。

まず、袋状になっている膜に穴を開けて、中身を出します。

 

中には茶色い液体がたまっており、しぼり出すとペチャンコになりました。

 

しぼんだ袋の部分をレーザーメスで切り取っていきます。

下の眼球が熱でダメージを受けないよう、少しずつ冷やしながら進めます。

上の包んでいる袋を切除後、まぶたに残る分泌腺の細胞に対しては、レーザーで蒸散・凝固処置を行いました。

治療終了後の写真がこちらです。

 

治療が終わった段階では、袋の底にあたる部分が黒く凝固されているのがわかりますね。

 

実は、気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、目の下のほっぺに白いしこりがありますよね。

この猫ちゃんは、体にもたくさんの同様のしこりが出来ておりました。

細胞を取る検査を事前に行っており、そのたくさんのしこりは肥満細胞腫という腫瘍だと分かっておりました。

 

肥満細胞腫は周りにタコ足を伸ばすように広がる特徴の腫瘍ですので、レーザーでの治療は向いておりません。

まぶたのしこりは何度も検査を行い肥満細胞が出てませんでしたので、レーザー治療を行いました。

同時に、他の7か所もの肥満細胞腫は手術で摘出を行いました。

 

10日後に、肥満細胞腫の傷の抜糸にお越しになった際の顔写真がこちら。

 

とても凛々しい顔立ちになりました!ほっぺの手術の傷もきれいに治ってますね。

 

レーザーの傷跡は小さくなりカサブタになっており、あともう少しでカサブタが取れて治りそうです。

問題は、目のしこりが肥満細胞腫だったのであれば、またすぐに再発してくる危険性があります。

病理検査の結果をドキドキしながら待ちました…

 

 

結果は、アポクリン腺腫という汗腺由来の良性腫瘍でしたので、肥満細胞腫ではなくてホッとしたところです。

さらに10日経ってお電話でまぶたの傷の状態を確認したところ、きれいな状態にまで治ったとのことでした。

 

今回は、まぶたに出来たかなり大きい、しかも嚢胞(液体をためた袋)状のイボにレーザーを使用してみましたが、非常にきれいに治ってくれて良かったです!!

 

※(参考):レーザーの過去ブログより

口の中のガン(口腔内腫瘍)へのレーザー治療

歯原性のう胞へのレーザーの応用

 

ロイヤルカナンの『ニュータードケア』『エイジングケア』を食べている方へ

2022年02月09日 (水)

オークどうぶつ病院けやき 前谷です。

先日の新商品のご案内に続きまして、またロイヤルカナンさんからのお知らせをしたいと思います。

 

ロイヤルカナンのベッツプランシリーズとして販売しておりました、避妊・去勢手術後の『ニュータードケア』やシニア用の『エイジングケア』が2021年11月から療法食となりリニューアルし、販売方法が変更となりました。

 

今後、ニュータードケアやエイジングケアを購入していただく際は、以下の3つの方法でご購入いただけます。

 

詳しくはロイヤルカナンのコチラのサイトをご覧ください。

 

1.直接動物病院でも購入して頂けるのですが、在庫を置いてない商品もありますので、取り寄せにお時間がかかる場合もあります。お早めにお電話にてご注文ください。

 

2.公式オンラインストア『ベッツホームデリバリー』での購入も可能となりました。
こちらのWEBサイトからの購入では、「動物病院IDが購入する際に必要」となりますので、ご不明な場合はご来院かお電話にてお問い合わせください。

※現在ロイヤルカナン ベッツホームデリバリーでは、全商品送料無料キャンペーンを3/31(木)11:30AMまで行っているそうなので、ぜひ1袋からでもお試しください。

 

3.ネットでの購入が難しい…という方には、電話でオペレーターに注文することも可能なようです。

 

 

販売方法が変わりましてご迷惑をお掛けしますが、何かご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

血尿を検知する猫砂『尿中ヘモグロビンチェッカー』

2022年01月28日 (金)

オークどうぶつ病院けやき 前谷です。

私としては久々のブログ更新になりました。

先日、ロイヤルカナンさんからフード以外の新製品が登場しましたので、そのお知らせをしたいと思います。

 

今回の新製品は、血尿を検知する猫ちゃん用トイレの砂なんですね~

これまでも猫砂で尿のpH(酸性・アルカリ性)を検知する商品などは売られてましたが、今回は”目に見えにくい血尿を早めに知る“ことができる商品の登場です。

ロイヤルカナンさんと言えば、猫ちゃんに多い下部尿路疾患(膀胱炎や尿路結石など)に当院でもよく推奨している『ユリナリーS/Oシリーズ』のフードを作っているメーカーさんです。

猫ちゃんのストレスって~『ユリナリーS/O+CLT』のご紹介

ロイヤルカナン『ユリナリーS/Oエイジング7+』新発売!

 

猫ちゃんは腎臓や尿路系の病気がとても多い動物なんですよね。

このことは猫の飼い主さんは皆さんよくご存知で、大変皆さん強い関心がおありなのは日々現場の獣医師としても感じております。

以前に、Makuake(マクアケ)というクラウドファンディングサイトで、トイレ砂で猫ちゃんの健康状態を知ることができる画期的な商品として、『しぐにゃる』という商品が登場した際も、480万円もの多額の資金を集めました。(現在は商品化され販売されております)

 

 

 

このたび、ロイヤルカナンさんから動物病院専用商品として、トイレに混ぜておくことで「血尿」を検知する『尿中ヘモグロビンチェッカー』という新商品が発売されました。

 

 

血液に含まれるヘモグロビンという成分がほんの少しでも含まれていると検出されるそうなので、目に見えないわずかな血尿を検知できるようですね。

5Lの水に血液をたった1滴混入したものでも反応するとのことなんで、検出感度としてはものすごく高いものと思われます。

血尿や膀胱炎で治療をした猫ちゃんで、一通りの投薬や食事療法で改善した後に自宅で1~2ヶ月経過をモニターするのに使って下さいとロイヤルカナンさんは推奨してますが、「過去に血尿や下部尿路疾患にかかったことのある猫ちゃんで、おしっこのにおいや色が気になった際に時々使ってみる」や、「療法食を変更した際にちょっと心配だなぁ…」というケースにも良いのかなと思います。

 

使用法は上記の通りです。

開封後は30日以内に使用する必要があることと、一度尿が付着してしまうともう再使用できないので、そこだけ注意が必要ですね。

詳しく知りたい方は、ロイヤルカナンさんの公式サイトに使用方法などをイメージしやすい動画がありますので、コチラからご覧くださいね。

 

商品価格は、1箱¥1,800(税抜)となっております。

販売方法は、動物病院でご購入いただくか、あるいはロイヤルカナンの公式オンラインストア「ロイヤルカナン ベッツホームデリバリー」でも購入できるとのこと。

(ですが、1/27現在:まだ販売準備中で欠品とのことです…。もしお急ぎで使ってみたいという方がいらっしゃったら、オークどうぶつ病院けやきの方に少しだけ在庫置いてます。)

WEBサイトからの購入では、「動物病院IDが購入する際に必要」となりますので、ご不明な場合はご来院かお電話にてお問い合わせくださいね。

 

※現在ロイヤルカナン ベッツホームデリバリーでは、全商品送料無料キャンペーンを3/31(木)11:30AMまで行っているそうなので、ぜひ気になる方はお1つからでもお試しいただければ良いかと思います。

ヒルズ消化器用フードがリニューアル~腸内バイオ―ム化!

2021年12月18日 (土)

オークどうぶつ病院けやき 前谷です。

以前に書いたヒルズの一風変わった新製品『腸内バイオーム』のブログは、たくさんの方に読んでいただきました。

このたび、ヒルズの他製品にもその機能がプラスされてリニューアルしましたのでまたご案内をしたいと思います。

 

 

まずおさらいですが、ヒルズの『腸内バイオーム』という製品は、ヒルズ独自の繊維ブレンド「アクティブバイオーム+テクノロジー」と名付けられた配合が、腸内細菌の善玉菌を増やし、またその善玉菌に体内に役立つ成分を作らせて効果を発揮するという製品でした。

詳しくおさらいしたい方は、前回ブログをまた読んでみてくださいね。

 

例えば、単純に「下痢」という病態にしても、急性で治療すればすぐに治るものもあれば、長引くなかなか治りにくい下痢もあります。

その「長引くなかなか治りにくい下痢」の治療において、食事を変更することで改善するものもあります。

 

「低脂肪食」という考え方

例えば、ワンちゃんで多い「リンパ管拡張症」と言われる病気があります。

ずっと下痢が続いてタンパク質が腸から捨てられて、血液検査でのタンパク質(アルブミン)の数値が低下し、腹水や胸水などの水がたまって命にかかわる病気です。

その治療としてお薬以外にも低脂肪の療法食が推奨され、各メーカーが様々な低脂肪療法食を販売しております。

ヒルズの犬用製品で行くと、『i/dローファット』『i/dコンフォート』というのがありますが、そのシリーズに腸内バイオームの性能が追加されたというわけです。

これまで他の低脂肪療法食で一定の効果はあったんだけど、うんちはまだちょっとゆるいんだよな~…という子に良いのかもしれません。

 

「アレルギー食」という考え方

もう一つの考え方として、食べ物の何かの成分にアレルギー反応を起こしてしまい下痢が続くケースもあります。

病名で言えば、『食物有害反応』や『炎症性腸疾患』の一部などになるかと思います。

こういったケースの場合、アレルギーが少ない原材料で作られたフードが推奨されます。

こちらも各メーカーが色んな成分のフードを販売しているわけですが、ヒルズの従来フードで言うと『z/d』という製品があります。

この製品にも同じく腸内バイオーム機能が追加されましたので、他のアレルギー食である程度良いんだけど、うんちが柔らかいのがもう一息かな~…という子なんかに選択肢の一つとしては良いかもしれませんね。

 

 

発売してからこれまで、『腸内バイオ―ム』はとても良い製品だと実感しております。

もちろんお腹がゆるい子みんなに効果があるわけではないのですが、合う子にはすごく合う!といったイメージですかね。

今回リニューアルした製品も、なかなか治りにくい下痢の患者さんの選択肢が一つ増えると考えると、機能面をプラスするとちょっと面白い製品だと期待しております。

何しろこういった病気のフードは、「これが一番良い製品!」というのがあるわけではなく、その子その子で合うものが見つかると良いね~という感じなので…

 

 

さて。犬用のアクティブバイオーム+技術の製品だけでもこれだけのメンツになりましたよ!

今後はもっとヒルズ製品の腸内バイオーム化が進むんでしょうか。。。そのうちサイエンスダイエットにまで???

ちなみにお値段の方は、リニューアルに伴い値上がりしてしまいました…

が、機能面でプラスになったのでどうかご了承くださいませ。

 

先日リニューアル製品発表会がオンラインセミナーでありましたので、当日出勤メンバーとみんなで聴いたのですが、ちょっと難しかったようですね(^_^;

皆さんにご説明して自信をもってオススメできるように、私たちスタッフも日々勉強です。

 

またしてもドクターズ製品の送料無料キャンペーン

2021年11月25日 (木)

オークどうぶつ病院けやき 前谷です。

以前6月にも同じキャンペーンがありましたが、またしてもドクターズダイエット製品のネット注文サイト『どうぶつ病院宅配便』が送料無料キャンペーンをやるそうです。

 

 

内容は同じみたいなので、詳細は6月のブログをお読みください。

前回はお知らせが遅れてしまい、期間が2週間しかありませんでしたが、今回は本日より12/25まで1ヶ月間あります!

 

この期間中だと1袋だけの注文でも送料無料で届きますので、ドクターズ製品を食べていて、ネットでも注文してみようかな〜という方がいらっしゃいましたら、ご来院時に「キャンペーンコード」を書いた紙をお渡ししますね。

当院の患者さんであれば、お電話でもキャンペーンコードをお伝えすることも可能ですので、ご連絡ください!

※どうぶつ病院宅配便で、はじめて注文をされる方限定だそうなのでご注意ください!