犬の甲状腺機能低下症

 老齢犬になると甲状腺の働きが低下してきます。甲状腺は代謝を高めるホルモンを作っており、そのホルモンが出なくなるということです。つまり、症状はあまり動かない、寒さに弱い、寝てばかりいるなど、歳とったな~と思われたのがその症状ですが、ホルモンが少ないため動くことができなかったのです。他には皮膚の感染がなかなか治らない、毛の生えが遅い、鼻の上の毛が抜ける皮膚に黒い色素沈着をおこす、心拍数が遅い(除脈)等、様々です。

 血液検査で診断がつきますので、8歳以上なら健康診断に甲状腺検査もお考えください。

CIMG2182 甲状腺 鼻

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