14歳では麻酔をかけない病院が多い中・・・
歯石除去で全身麻酔です
ということで、がっちり検査しまして
(検査内容は血液検査、尿検査、レントゲン検査、心電図検査)
(血液検査内容は肝・腎・膵・高脂血症・T4・電解質・貧血・白血球数 etc. )
(尿検査はPh・UPC・尿比重 etc.)
点滴入れて、レスピレーター使ってガス麻酔
口がウンコ臭いという酷さ
歯石にヒビを入れて、軽く取ってから、
本格的に除去開始
犬歯が歯周病で抜歯
根が腐っています
抜いたところは、
大きな穴・・・
恐々、そこに液体を入れてみますと、
そのまま鼻からダダ漏れ・・・
よって、口腔鼻腔瘘管という病気
このままでは食餌が鼻に入り、誤嚥性肺炎をおこして命にかかわります
縫合です
ここを、
こう縫う
(簡単に書いてますが、大変なんです)
もう10日間は抗生剤の投与です
次の日、無事にお帰りになりました ♬~
したっけ
やられました
ニホンミツバチに
巣の近くの草を食べてたらしく、
体も黒いから攻撃されたようです
顔全体が腫れています
抗ヒスタミン剤とステロイドの投与をして腫れが引くのを待つだけです
侮れません、ミツバチ
この前、去勢した若きヤギです
したっけ
その後、ツツジ中毒で嘔吐⇒診察へ
けっこう良くなっていましたが・・・
鬼と見まごう顔に
宗像からわざわざお越しいただきました
8歳超えの老ウサギ ♀です
かかりつけの病院では歯が悪くて、涙眼という主訴で罹ってたそうです
歯の処置は老齢のためにこちらに紹介という
身体一般検査にて、歯は老齢的な悪さくらいでしたが、
お腹を触ると・・・・・
膨満感
レントゲン検査後、3日目に手術
卵胞嚢腫と子宮腫瘍
おそらくこれが暴走すると、厳しいことになる
手術で摘出しましたが老体が気になります・・・、
退院後の自宅では調子がよく、ウサギ用のポカリをよく飲むという
結果オーライですが、やってよかった ♬~
したっけ
もちろん子宮と卵巣は病理組織学的検査に送りました
⇒ 病理組織診断結果は・・・
ウサギ8Y ♀
子宮:子宮腺癌 uterine adenocarcinoma
卵巣:多発性嚢胞 multiple cysts
≪診断医コメント≫
子宮では、片側の子宮角に、内膜腺由来の腫瘍が形成されています。子宮内膜腺由来の腺癌はウサギでは好発し、加齢とともにその発生率が増加します。腫瘍は筋層にも浸潤していますが、漿膜面には腫瘍細胞は認められず、今回の切除により予後は良好である可能性が高いと考えられます。
両側の卵巣では、複数の嚢胞が形成されており、多発性嚢胞と診断されます。大型の腫瘤が形成されていますが、腫瘍性の病変は認められません。今回の切除により予後は良好です。
思わず、赤の太字にしてしまいました ♬
近所に車が止まっていました
福岡市役所って書いてあります
見回すと・・・、
何やら草を引っこ抜いています
疑問があれば、すぐ質問するタイプなので
どうしたんですか~??
⇒ この花を抜いてるんで~す
その花がど~したんですか~?
⇒ これ全部、ケシの花で~す
・・・・・・・・、
この色の花はケシなんで抜いていま~す
けっこう衝撃的なお答えでした
ケシの花、警察24時で見たことはありましたが・・・
したっけ
一人一花って書いてありますけどケシはダメ、ゼッタイ