避妊してない猫

2017年01月29日 (日)

外出自由な猫の10歳、おまけに避妊手術はしていません

出産経験はないというが・・・

 

今回はお腹が張ってるとのことで来院です

”妊娠をしている” と言われましたが、

おっぱいは張っておらず、痩せています

 

子宮蓄膿症の疑いですが・・・

妊娠を期待して、手術は延期するという

 

 

数週後、再検査で更にはっています

 

手術です

 

DSC07460

 

これが入っていました

 

DSC07461

 

比べてください

ドでかい

 

DSC07462

 

ドでかい

 

DSC07463

 

解放すると、

 

DSC07464

 

出てくる出てくる

 

2.9kgの体重が、2.4kgに

この子宮:500gです

 

お腹で割れずによかった

 

 

避妊は必須ですよ

 

 

 

 

 

From              Oq

 

 

 

 

猫の黄疸

2017年01月28日 (土)

17歳の猫ちゃん

年末から体調を崩しました

血液検査では肝臓、胆管、腎臓が悪いです

 

最近は特に食べなくなってきたため、点滴にお越しです

 

DSC07465

 

 

黄色いのがわかりますか?

 

DSC07466

 

結膜も

 

ひどい黄疸です

 

少しでも気分が良くなるように、ビタミン強化の点滴を腹腔内にしました

 

 

 

老衰と言ってしまえば、その通りかもしれませんが・・・

少しでも、少しでも気分が上がるように、良くなるように

 

 

 

 

 

DSC07467

 

 

From             Oq

 

 

 

 

 

猫のアレルギー様皮膚炎

2017年01月13日 (金)

 

猫のアレルギー

犬や人と同じです

 

今回は・・・

 

DSC07428

 

特に眼の周りや、

 

 

 

顎に出ました

 

とてもかゆいそうです

 

血液検査の一種、血液塗末検査でアレルギー様疾患と 暫定診断 しました

好酸球という、白血球の一種類が増加しており、寄生虫かアレルギー性疾患を疑うのです

“ 全身性紅斑性狼瘡 ” や ” 天疱瘡 “、” 好酸球性皮膚炎 ” と言う病気の可能性が高いです

 

引き続き、確定診断に向けての検査はありますが、

かゆみが強いし、皮膚の書き壊しも酷いので・・・

 

ブロードラインを投与して、抗寄生虫

ステロイドで皮膚炎を治療

 

とにかくかゆみを止めてあげます

 

ただ18歳の高齢猫・・・腎不全もあり薬の投与は慎重さが要求されるのです

 

 

 

 

 

病気の診断と治療はなかなか難しい・・・

 

 

DSC07430

 

 

 

 

From              Oq

 

猫伝染性腹膜炎

2017年01月06日 (金)

恐ろしい病気です

予防注射はありません

発症したら亡くなります

 

多頭飼育で発症することが多いようです

 

DSC05022

 

症状は全身性の血管炎

腹水や胸水が溜まったり、下痢したり  and so on

目が曇ることもあります

 

DSC05023

 

インターフェロン、抗生剤、場合によってはステロイドの投与が必要となります

 

 

 

とにかく恐ろしい病気です

 

 

 

 

 

 

 

From             Oq

 

猫にもマイクロチップ

2016年12月22日 (木)

 

去勢手術とマイクロチップでお越しです

 

DSC07375

 

これがマイクロチップ用注射

 

DSC07376

 

この白い注射器に入ってます

 

DSC07377

 

針の中にチップがあります

注射後、チップの確認

 

DSC07378

 

はい、数字が出ました

この番号がこの仔の番号

 

行方不明になり、発見された時にはこの番号で、飼い主名、自宅住所が判明します

つまり、この仔の身元が確実にわかるのです

 

 

ありがたいチップなのです

 

 

犬や猫にはお勧めです

 

 

 

 

 

 

From             Oq

ライノ

2016年12月12日 (月)

寒くなってきましたね

 

猫ではインフルエンザ様症候群が多くお越しです

いわゆる、猫の風邪みたいな病気です

 

pic7-5-1

 

くしゃみ、鼻水、発熱、結膜炎、舌潰瘍 etc.

 

pic7-5-3

 

空気感染、接触感染です

室内生活でも感染します

 

予防注射をお忘れないよう、お願いします

 

 

人でも、嘔吐下痢症がはやっています

 

 

手を洗って、うがいの励行です

 

 

家族みんなで、病気に負けない生活を送りましょう

 

 

 

 

 

 

 

From           Oq

確保!

2016年11月17日 (木)

 

自宅の鶏が食い殺されたので、罠を仕掛けたら捕まったという猫デス

 

 

その割にはちょっと小さめの猫か

 

他にも鶏を狙ってる猫がいるかもしれません、まだまだご用心を

 

 

さて、

 

DSC07319

 

 

こじんまりとして、落ち着いてます

 

 

この後、麻酔をかけて去勢手術

猫白血病感染症(-)、猫エイズ(-)

3種混合ワクチン、アドボゲートの虫下し、マンソン裂頭条虫駆除のフルコーラス

 

 

それにしても、このかご罠

 

DSC07320

 

緑色の針がね網入りです

 

ちょっとでも網に触れると扉がしまる仕掛け

 

飼い主の、並々ならぬ捕獲に敬意を表します

 

 

 

 

 

From          Oq

 

 

2016年11月04日 (金)

 

1998年生まれの猫ちゃんです

巻き爪が刺さったという主訴

 

最近この年になって、爪研いでないでしょ?

はい、研いでません

 

 

ということで、

CIMG9437

めりこんでます

CIMG9441他の肢の爪もめりこむ寸前

 

 

老齢になると爪とぎの回数が減ります

⇒ 爪は関係なく伸びます

⇒ 刺さります

 

 

 

せめて2週間に1回は爪の確認をお願い致します

 

 

 

 

From            Oq

 

 

 

 

CIMG9438

 

 

 

 

ライノ

2016年10月31日 (月)

今シーズン初 !!

2件続けて、猫ヘルペスウィルス感染症、猫カリシウィルス感染症が来院しました

猫のインフルエンザ様の病気です

そんな病気には、

 

DSC07292

 

インターキャット

 

聞きなれない言葉でしょうが、猫のインターフェロンです

 

免疫をあげて病気を治す

 

DSC07294

 

3回~5回、注射します

1回の注射で軽減することもあります

 

+二次感染予防としての抗生剤と、

 

DSC07293

 

このようなリジンが含まれる薬も処方することがあります

リジンは特定のウィルスが嫌がるアミノ酸です

 

 

この病気は7日で悪化し、14日目で免疫ができて治癒することが多いです

 

そのため、2週間が勝負です

 

 

 

 

悪化して亡くなることもありますので、予防注射を確実にお願いしますyo

 

 

感染経路は空気感染、接触感染で簡単にうつります

接触感染はウィルスが人間に付着し、自宅まで運んでの感染です

 

 

 

 

よーく聞きく言葉

 

外に出してないからワクチンしてない

 

 

 

いまだに困った患者さんがおおございます

 

 

 

 

 

 

 

 

From              Oq

 

 

 

 

 

DSC07295prevent? or treat?

 

そういえば

2016年10月29日 (土)

この猫君の耳の先が

 

DSC07288

ないっ

DSC07286

良く見ても、ないっ

 

なーんでか♪ なーんでか♪

 

オーナーにお聞きすると、

仔猫で保護したときにはなかった・・・

 

 

正解は・・・・・・蟻にたかられて耳を食べられて持っていかれてるのですyo

切り取りやすいところから持っていきますよねー

 

なぜそんなことが言い切れるの?っとお思いの方

 

経験です

子供の時にそんな光景を、嫌ちゅー程見てました

 

 

 

 

 

 

From           Oq

 

 

 

 

 

 

 

yjimage (1)