早いもので、来年のカレンダーをご紹介する時期が来ました。
去年も多くの皆様に、購入していただいた「福岡ねこともの会」様のカレンダーです。
福岡で保護され、譲渡されたネコと地域猫がモデルになっています。
購入して頂いた収益金は、地域猫の保護、啓発運動、医療費などに利用されます。
10月以降は福岡県内の積文館書店さん(6店舗)でもご購入できます。
サンプルもありますので、スタッフまでお気軽にお尋ねください。
オークどうぶつ病院けやき 藤原
2019年10月07日 (月)
早いもので、来年のカレンダーをご紹介する時期が来ました。
去年も多くの皆様に、購入していただいた「福岡ねこともの会」様のカレンダーです。
福岡で保護され、譲渡されたネコと地域猫がモデルになっています。
購入して頂いた収益金は、地域猫の保護、啓発運動、医療費などに利用されます。
10月以降は福岡県内の積文館書店さん(6店舗)でもご購入できます。
サンプルもありますので、スタッフまでお気軽にお尋ねください。
オークどうぶつ病院けやき 藤原
2019年10月01日 (火)
こんにちは!
田中です。
9月中旬に、テレビでも有名な「大牟田市動物園」に行ってきました。
この日は曇りの予報でしたが、到着した頃には日が照ってかなり暑くなりました。
ライオンやヒョウは日陰で休んでいましたが、お猿さん達は寄ってきてくれましたよ😎
アザラシさんはプールを綺麗にしてもらって、気持ち良さそうでした😎
まだ水が少ない…
大牟田市動物園では、動物たちの健康管理に必要な検査を、動物たちに協力してもらってやっているとのことです。
ご飯を食べている時などに行ったりするようですよ。
動物たちに負担が少ないようにやってあげたいですよね。
大牟田市動物園といえば、やっぱりホワイトタイガーの『ホワイティ』🐅
あれ、いない…
残念ながら暑さのせいで、部屋の中から出てきてくれませんでした😫
珍しいので一番見たかったのですが、残念でした。
そんな中、ホワイトタイガーの説明文を見ると、いろいろと考えさせられるものがありました。
「ホワイティ」もかなりの高齢のようです。
今回は残念ながら会えなかったので、近いうちにまた会いに行きたいと思います。
ちょっと暑かったけど、楽しい秋の遠足でした😄



2019年09月28日 (土)
こんにちは^^
動物看護師の深町です。

少しずつ秋っぽくなってきましたね🍂
この間、めのちゃんがこんな仕草をしてました!
とっさに撮ったので端っこに映ってしまってますが…
お尻をスリスリしながら進んでいます💦
この仕草、お尻が痒かったり、肛門腺が溜まっていたりするときに行います。
お尻スリスリが始まったら肛門腺を絞ってみてください!
こんな感じで絞ってみると…
肛門腺がでてきましたね!

ちょっと汚いので小さめの画像で…笑
詳しいやり方はこちらから
→肛門腺絞り←
めのちゃん肛門腺絞り頑張りました☆

肛門腺を絞るのには少しコツがいります(><)
難しい場合は当院で絞ることも可能です!
肛門腺絞りのみでのご来院も大歓迎です🌺
お尻スリスリを見かけたらこの記事を思い出していただければと思います☆
\絞ってすっきり☆/

2019年09月25日 (水)
こんにちは!
田中です。
今回は、自然派シャンプーの紹介です。
100%天然素材にこだわった、その名も『マスマリン ハーブシャンプー』
合成界面活性剤や人工着色料、防腐剤、合成保存料は、一切含まれてない上に弱酸性ですので、肌の弱いワンちゃんにも安心して使えます☝🏻
ギリシャのハーブ「マスティック」とアイザメの肝油から抽出・精製した「スクワレン」の力を合わせた商品で、その2つの保湿効果もあり、リンスが不要とのことです。
「マスティック」には、マラセチア等の抗菌効果があり、「スクワレン」は、潰瘍を起こしている部位の修復や皮膚の肉芽発育を促進させ、保湿効果もあると言われています。
植物性アミノ酸系洗浄成分を主体にしているので、皮膚刺激が少なく、セラミドを洗い流すことなく皮膚バリア機構を保つことができます。
また、消毒剤など使っていないので、健康な皮膚のワンちゃんに対して日常的なシャンプーとしても使え、耐性菌の心配もいりません。
今回は、実際に使っているマーブル君の様子を見てみましょう。
とても泡立ち良く、気持ち良さそうでしょ😉
マーブル君は皮膚のトラブルがあるので、こまめにシャンプーしてもらってます。
↓

カットも決まって、さっぱりしました😊
マーブル君、いつもありがとうございます。
マスマリンハーブシャンプー、気持ち良さそうだったでしょ。
皆さんも、一度お試しあれ~
2019年09月22日 (日)
オークどうぶつ病院けやき 副院長の前谷です。
以前に腎臓病の早期診断のマーカー『SDMA』をご案内しておりましたが、ついにIDEXXのカタリストOne(院内の検査機器)で年明けから測定可能になる予定とのお知らせが来ましたよ!
万能な検査ではありませんのでこの検査だけすればOKというものではありませんが、犬猫を悩ます慢性腎臓病を、お待たせすることなく来院時に即時に早期診断できるというのはとても素晴らしいことだと思います。
IDEXXさん、良いお仕事しますね~。これからもどんどん院内検査できる項目を増やしていただきたいと大いに期待しております。
さて、オークどうぶつ病院けやきの待合室と診察室にこんなA4のご案内チラシを貼っております。
気付かれた方もいらっしゃるでしょうか。
ロイヤルカナンのフードの中には、Mシリーズといって病院専用のシリーズがありまして。。。
これは動物病院でしか買えないシリーズとなっております。
例えば、過去にご紹介したもので言うと、
・猫ちゃんのストレスに!『ユリナリーS/O +CLT』
・猫ちゃんの食物アレルギーが疑われる子に!『猫用アミノペプチドフォーミュラ』
・高齢犬猫の尿路疾患に対応!『ユリナリーS/O エイジング7+シリーズ』
・お薬が苦手な子に!『ピルアシスト』
などなど。これ以外にも、尿路疾患のワンちゃんで特にシュウ酸カルシウム結石の手術後などで太りやすい子にオススメの『ユリナリーS/O +満腹感サポート』など、たくさんの方に食べていただいているものがあります。
このシリーズは入荷にお時間を頂きますもので、「頼んでもなかなか来ない!」、「注文しても在庫がない!」…などなどご迷惑をお掛けしたことも多いかと思います。スペースも限られるため、あまりたくさん在庫を置くわけにもいかず・・・申し訳ありませんでした。
そのため、今回ご紹介するオンラインサイトで直接購入できる方法は、まさに心待ちにしておりましたので、ぜひご紹介させていただきたいと思います。
公式オンラインサイトの特徴と登録方法
病院に電話で注文しなくても、欲しいと思ったらネットやスマホで簡単に注文できます。
合計金額が¥6,000を超えれば送料もかかりませんし、福岡市であれば午前中に注文すれば最短で翌々日に到着も可能だと思います。
登録方法は上の通りです。まずは以下のURLをクリックするか、ポスターのQRコードを読み取って「ロイヤルカナン公式オンラインストア」→現在は「ロイヤルカナン ベッツホームデリバリー」にアクセスしてください。
お客様情報とペットの情報の入力が終わると、購入の前に『動物病院ID』の入力が必要となります。
動物病院IDは各病院に割り当てられているコードですので、来院時やあるいはお電話にてお問い合わせいただければお教えいたします。
※ただし、当院にかかっている患者さん以外の方にはお教えできませんのでご了承ください。(かかりつけの先生にご相談ください)
動物病院IDの入力が終われば、以下のラインナップの商品を購入できますよ。
ちなみに大きいサイズのご要望がありました、『犬のユリナリーS/O +満腹感サポート』には新しい8kgの商品が、『猫のユリナリーS/O +CLT』には新しい4kgの商品ラインナップが追加されましたので、大型犬や多頭で飼っている猫ちゃんにもオススメです。
※現在ロイヤルカナン ベッツホームデリバリーでは、全商品送料無料キャンペーンを2022年 3/31(木)11:30AMまで行っているそうなので、ぜひ気になる方はお1つからでもお試しいただければ良いかと思います。
2019年09月19日 (木)
こんにちは!
田中です。
今年もやってきました、中学生の職場体験!
この時期はたくさんの中学校から生徒さんが来られて、動物病院のお仕事を体験されます。
今回は、能古島小中学校より初めて職場体験の依頼があり、お受けしました。
生徒さんは、男子一人での体験でしたが、落ち着きがあり、しっかりと教えたことをこなしてましたよ😃
これからの日本の未来を担う若者です。
微力ながら力になれればと思います。
夢に向かって頑張ってね!
2019年09月16日 (月)
こんにちは、動物看護師の渡邊です!
今年の夏は暑かったので、ゆめちゃんに大理石をプレゼントしました
上に乗ってほしかったのですが、使い方を間違えてます٩(๑•ૅہ•๑)
あやねちゃんはいつもの場所でのんびり( *ˊᵕˋ )
2019年09月10日 (火)
オークどうぶつ病院けやき 副院長の前谷です。
今回はガンに対するレーザーを使った治療のご紹介をしたいと思います。
昨年レーザー治療器を導入しましたが、様々な使い方ができる機械で、体表のイボを蒸散したり、レーザーメスで切除したケースなどは過去にご紹介していました。
今回は、一般治療では治療が困難な深部の悪性腫瘍に対して、QOL改善を目的にレーザーを照射したケースです。
ガンに対する温熱療法とは
ガンに対する治療法の1つに、『温熱療法(ハイパーサーミア)』という治療法があります。
正常な細胞は、温度が上昇すると血管を拡張させて血流を増やし温度を下げて守ろうとする働きが作動します。
これに対してガン細胞は、温められても血管を拡張して熱を逃がすことができないので、「熱に弱い」と言われます。
その性質を利用して、ガン付近を42.5℃以上に温めることで、ガン細胞のタンパク質やDNAを変性させ破壊→がん細胞の数を減らそうというのがガンに対する温熱療法(ハイパーサーミア)です。
今回ご紹介するレーザーを外から照射する『マイルドレーザーサーミア』という方法は、ガンの温度を40~42℃に温める治療です。
温度が低めなので、上記温熱療法と同様の効果は望めませんが、温度を上げると免疫細胞が活性化されると言われますので、自身の免疫細胞を活性化させ、自分自身の力でガンを制御しようという治療法です。
温熱療法と比べるとガンを殺す力は弱くなりますので、生活の質QOLの改善やガンの増殖を抑えてガンをおとなしくさせる休眠療法が目的となります。
実際に使用したケースをご紹介
例えば肺に腫瘍ができた猫ちゃんのケースをご紹介します。
胸の中に腫瘍ができていて、空気の通り道である気管を押しつぶしてしまっており、安静にしていても呼吸がとても苦しい状態でした。
抗生物質やステロイドといった対症療法はすべて行いましたが、まったく症状は改善しませんでした。
CT検査でも、空気の通り道・気管が最も細いところでは5ミリしかありませんので、かなり息苦しいことが伝わります。食べ物の通り道・食道も押しつぶされていそうです。
この場合、ガンに対する標準治療、いわゆる3大治療は可能でしょうか?
①外科手術は場所的に心臓や大きな血管が近く困難な場所でした。
②抗がん剤も、リンパ腫以外の固形ガンに対しては、単独では期待薄です。
③唯一可能性があるのは放射線治療でしたが、毎回全身麻酔を必要とする動物の放射線治療は、その麻酔自体がリスクになります。特に今回は呼吸がとても苦しいので全身麻酔が命取りになる状況です。
現実的にはどの治療も行うことができない状況でしたが、有効な治療がないとお話するのは本当に心苦しい…何かできることはないものか…
そういうった思いで+αの治療オプションを求めて、昨年レーザー獣医学研究会に参加してレーザー治療器を導入しました。
今回、飼い主さんにご提案して行ったのが、これまでお話してきた「マイルドレーザーサーミア」という治療法です。
椎間板ヘルニアなどの痛みを軽減する目的でも使う、ロータリーハンドピースという先端(レーザーファイバーがグルグルと回転しながら照射する)を用いて週1回、30分間患部にレーザーを照射します。
表面やけどを防ぐために、冷やしたジェルパックをあてながらレーザーをあてます。
麻酔も必要なく、オーナーさんも立ち合いで一緒にさせていただいたので、呼吸が苦しい猫ちゃんでも嫌がらずじっとしてくれました。
残念ながら、2回治療を行った後に突然の呼吸困難で亡くなってしまったのですが、飼い主さんからは「楽そうになって食欲も出たので、やって良かったです。」と仰っていただけました。
肺腫瘍では長期生存したケースや、他にも肝臓や脾臓の腫瘍でも腫瘍が縮小したり効果があったケースなども報告がありますので、少しでもガンで苦しむ患者さんのQOLの改善にお役に立てればと思っています。
2019年09月13日 (金)
こんにちは😊
動物看護師の深町です!
\ねぇ…9月になったねぇ…/

8月はキジトラマイケルくんの誕生日です!
9月になってしまってごめんね(´;ω;`)
4歳になりました☆
お部屋をのぞくと引っ込み思案でトイレによく隠れています…
\ケンサ…キライ…/

でもご飯の時だけはキラキラした目で待ってます!
\ご飯の音がした気がする!!/

ちょびちゃんに負けず劣らずの食欲!
ご飯の袋の音がしたらニャーニャーコールが始まります。
ここで私の持っているマイケルのとっておきの写真をご紹介☆
\え!ごはん抜きなの!?!?!/

って叫んでいそうな表情です😋
大喜利で使われそうな写真ですねー笑
そして美男子なマイケルの写真も
\どやっっ/

すごくイケ猫です♡
いろんな表情を見せてくれるマイケル😸
これからも元気いっぱい過ごしてね(^^)
2019年09月04日 (水)
オークどうぶつ病院けやき 副院長の前谷です。
たまに病院を18:00までで閉院させていただくことがありますが、セミナー(勉強会)に参加してたりします。
ここのところ月1回のペースで参加しておりますので、ご迷惑をお掛けしておりますがお許しください。
つい先日は、「猫のリンパ腫」について勉強してきました。
猫の腫瘍の中で、「リンパ腫」という腫瘍はもっとも多くみられる疾患です。
血液の中のリンパ球という細胞の腫瘍ですから、リンパ球が分布するどこの臓器にも出てくる厄介なヤツなのです。。。
例えばこんなところ…
胸の中の縦隔リンパ節というリンパが腫れて、それに伴い胸に水がたまって呼吸が苦しくなります。
猫白血病ウイルスをもった若い猫ちゃんに多いタイプです。
次は鼻の奥、のどにつながる部分に小さなリンパ腫ができた猫ちゃん。
ここは息が吸いにくくなり開口呼吸(口を開けて呼吸)でとてもつらい場所です。
鼻の中は猫ちゃんのリンパ腫のできやすい場所のひとつなんです。
消化管にもできます。胃の中に潰瘍を伴ったしこりができています。
食欲がなくなり、よく吐くようになります。
最近増えているのが小腸にできる高分化型(良性に近い)リンパ腫なんかもあるんです。
ずっと下痢が治らずやせてしまいます。内視鏡を入れると、腸の粘膜がシマシマになってます。
先日、オークけやきの病院猫「アミカ」が亡くなったことをご報告させていただいてました。
実はアミカも最後は「リンパ腫」になりました。
この子はシニアになってからは本当に病気ばかりで…ずっと治療をしながら悠々自適に暮らしてました。
甲状腺機能亢進症になったお話は以前のブログでしておりましたが、続編を書こう書こうと思いながらも忙しく。。。
期待してお待ちいただいてた方がもしいらっしゃったら、たいへん申し訳ありませんでした。
その後、慢性膵炎になり、さらに糖尿病になってインスリンを打ちはじめ、しばらくすると慢性腎臓病となって点滴治療も開始しておりました。
そして今年の春から、よく吐いて下痢をしょっちゅうするようになり、お腹の超音波検査で、腸間膜リンパ節の腫れが見つかりました。
細い針を刺して生検を行った結果は、中〜高悪性度のリンパ腫でした。
詳しい説明は省略しますが、リンパ腫という悪性腫瘍は全身ガンです。
治療はいくつかの抗がん剤を組み合わせて毎週投与していく、「L-CHOP」や「COP」といった治療法をご提案します。
しかしアミカの場合は、超高齢であちこちの内臓も悪くなっていましたから、抗がん剤の使用はかえってQOL(生活の質)を落として寿命を縮めてしまうことが目に見えてたため、抗がん剤治療は選択しませんでした。
行った治療は、点滴や吐き気止めの注射、インスリン投与などの従来の維持治療に加えて、リンパ腫の進行をゆっくりするためのステロイド投与、小腸の慢性疾患で損なわれやすいビタミンB12の注射、自分自身の免疫を上げるための注射etc..
最後の最後まで、ぼちぼち好きな食べ物を食べながら、太くていいウンチをし、のんびり過ごしながら最期の時を迎えられましたので、これで良かったのかなと個人的には思っています。